あなたの知らない甲賀市の「図書館」紹介します!(1)

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〜10月27日から11月9日までの2週間は「秋の読書週間」〜
みなさんは、年間何冊の本を読みますか?図書館を利用していますか?
今回は、みなさんの知らない甲賀市の図書館の取り組みと図書館で活動いただいているボランティアグループの方々を紹介します。

■図書館サービスの基本は貸出と保存!みなさんは知っていましたか?
他にもこんなことしてます!

□いろんな貸出方法があります!
図書館での貸出はもちろん、移動図書館車の巡回や郵送も行っています。

□本をお譲りしています!
古くなった本は「エコ・プロジェクト」としてみなさんにお譲りします。

□本以外にもたくさんあります!
雑誌やCD、DVD、新聞そして、新刊だけではなく昔の本もあります。
他にもいろいろなイベントがあるよ!図書館の最新情報はHPを確認してね!

■図書館イベント「思い出の本」探します
みなさんには「思い出の本」はありますか?
このイベントは、「子どもの頃に読んだ懐かしい本」、「登場人物はぼんやり覚えているけど、題名が思い出せない」など、あなたの「もう一度読みたい」を叶える企画です。
あなたの記憶や情報をヒントに図書館が再び「思い出の本」と出会うお手伝いをさせていただきます。

□1依頼
市内図書館カウンター、電話、WEB申し込みフォームから受付しています。いつ読んだか、どんな内容だったかどんなことでも構いません。覚えていることを教えてください。

□2調査
調査票を元に図書館員が経験と知識をフル活用してお探しします。
特定できなかった場合も「読書週間」の期間中に展示を行い、市民のみなさんから情報提供を募ります。

□3貸出
依頼者に連絡して、本を貸出します。「思い出の本」との再会です。
市内に所蔵していない場合は、全国から取り寄せします。

■図書館イベント「思い出の本」探しますあなたの「思い出の本」について教えてください!
□幼いころ、夢中になって読んだ本です。友だちに薦めて貸したまま返ってきませんでした。
中野芳幸さん
年間2、3冊しか読まなかったのですが、中学1年生ぐらいの頃に親に薦められて夢中になって読みました。海外の冒険小説で、久しぶりに大人になって読むと、経験を重ねたせいか当時とは違った解釈で読むことができました。
なんといっても、友だちに貸して以来の再会に当時の“わくわく”した気持ちがよみがえってうれしかったです。
今の中学生ぐらいの子どもにも読んでもらいたいですね。
『鐘楼をまもる少年』ポール・ジャック・ボンゾン/著　岩波書店

□娘の保育園で人気だった絵本です。「くま」か「いぬ」だと思ったら「こねこ」のおはなしでした。
山田弘子さん
このイベントを知ってまず、私の思い出の本を探してもらいました。このことを娘に話すと、保育園で順番待ちをするぐらい人気だった絵本の話になり、「また読みたい」ということでもう一度お願いしました。
赤い毛糸のパンツがほどけていくというおはなしは覚えていたのですが、動物がうろ覚えだったので、まさか「こねこ」だったとは驚きましたね。
娘と昔の思い出について話せたステキな機会になりました。
『すてきなずぼん』いもとようこ/作　金の星社

□私たちがお探しします!
土山図書館 藤本司書
本をお探しする「レファレンスサービス」は図書館の基本の仕事のひとつです。みなさんに図書館を身近に感じてもらうために今回のイベントを企画しました。
このイベントを通して、本との再会に立ち会えた喜びはもちろん、参加いただいたみなさんとお話をする中で、思い出をお裾分けしてもらったような気持ちになりました。
イベント終了後も気軽におたずねください。お待ちしています。

■好評につき10/15まで延長決定!!
募集期間が10月15日(日)まで延長となりました。みなさんの「思い出の本」と出会える機会です。ぜひ、「思い出の本探します」にお申込みください。