甲賀市やとなりまち・滋賀県にゆかりのある本を毎月ご紹介します。
■1時間でわかる家康と近江
太田浩司/著 サンライズ出版
徳川家康の人生に影響を与えた近江。越前攻めから姉川合戦、国友鉄砲、関ヶ原合戦、家康に立ち向かった近江人脈などを取り上げ、近江からの目線で家康の生涯を追っています。「本能寺の変」後、追手から逃れた「伊賀越え」では、伊賀北部を通るルートの他、甲賀市周辺を進むルート「甲賀越え」を選んだ可能性を示唆されています。
家康の危機「神君伊賀越え」。いつか、正確なルートが解き明かされる日が来るかもしれません。
■へちもん
信楽陶芸日記
山珠彩貴/著 竹書房
信楽焼に魅せられ、イギリスから陶芸修行にやってきた女の子リリー。彼女が弟子入りしたのは、信楽を代表する陶芸家・瑞峰の娘である椿だった。同じ学校に通い、時にぶつかりながらも、仲間と日々成長していく二人…。焼物にとことんこだわる女子高生たちの熱い青春を描いた、全編信楽が舞台のマンガです。
信楽狸はもちろん、信楽駅、のぼり窯など、身近な風景のオンパレード!いろいろ探してみてください。
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