■消防団での学びを糧に地域で頼られる存在へ
◎甲賀方面隊第1分団大久保班班長
西田雅年さん
Q.消防団員に入ろうと思ったきっかけは?
地域の行事等で警備している消防団の姿を幼い頃に見ていて、かっこいいなと感じていました。職場が市内にあることと、生まれ育ったまちに貢献したいと思っている時に地元の先輩から勧誘を受けて入団を決めました。
Q.仕事や生活との両立は大変ではないか?
会社が消防団協力事業所に認定されているので理解が高く、訓練や専科教育などの講習にも積極的に参加することができています。また、火災や水防での出動時には周りの方がサポートをしていただいています。そのほか、訓練の日程や内容を事前に知ることで時間を調整することができ、家族やプライベートの時間を確保もできています。
Q.消防団員をしていて良かったと思うこと(今後の抱負)は?
毎月の定例点検など大変なこともありますが、仲間と一緒に活動していると前向きな気持ちになります。今後は、班長として班員の方が参加しやすい雰囲気作りができるように心がけたいです。
そのほか、消防団には様々な年齢や職種の方が在籍されているので、自分と違った視点の考え方が得られるので、勉強になっています。また、訓練を通して資機材の取り扱い方、安全管理、消火栓の取り扱い方や土のうの作成などを学ぶことができ、防災や防火に対する知識を得ることができました。学んだ知識や経験を基に班員や地域の人たちと一緒に地域防災に対しての意識を高めて地域全体の防災力の向上につなげていきたいです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>