甲賀市やとなりまち・滋賀県にゆかりのある本を毎月ご紹介します。
■シーボルトが持ち帰った琵琶湖の魚たち
細谷和海/著 サンライズ出版
西洋医学を日本に伝えたオランダ商館のドイツ人医師シーボルト。外科医であると同時に博物学者でもあり、日本滞在中に収集した多くのものをオランダに持ち帰りました。
そのコレクションは、数万点にも及びますが、その中には琵琶湖の淡水魚もあり、今も分類の標本基準とされています。
シーボルトが土山町大野で買い求めた二羽のトキの剥製は、オランダの博物館で今も大切に保管されています。
■はやく一人になりたい!
村井理子/著 亜紀書房
子育てに必死になるあまり、体調を崩した筆者。家族の幸せを願うならば、何よりも自分の幸せについて考えなければならない。自分を大切にしてほしいと願う。
家族のこと、愛犬のこと、仕事のことや、住んでみてわかる滋賀県の魅力などを書いたほっこりとしたエッセイ集です。
滋賀県在住の村井理子さん。滋賀県の素晴らしさは、控えめな美しさ、琵琶湖、そして穏やかな人の多く住む処と書かれています。
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