障害者週間は、広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がいのある人が社会、経済、文化その他のあらゆる分野の活動に参加する意欲を高めることを目的として定められています。
■「合理的配慮」って?
障がいのある人から何らかの配慮を求める意思表示があった時に、負担が重くない範囲で配慮を行うことです。何ができるかその時々にできる配慮を考えることが重要です。障がいには様々な種類があり、個人によっても違いがあります。障がいの特性を理解し、どのような方法がよいか本人に確認するなど、その人に合った方法で自分ができることから取り組んでみましょう。
□コミュニケーションでの具体例
・ゆっくり話す/具体的にはっきり
・筆談(ひつだん)
・実物(じつぶつ)や絵図(えず)の活用(かつよう)
・音訳(おんやく)
■知っていますか?ヘルプマーク
ヘルプマークは周囲の援助や配慮が必要な方のための全国統一のマークです。社会の中には、外見だけでは障がいや困っていることが分かりにくい人もいます。
日常生活の中でヘルプマークを付けている人がおられたら、電車やバスで席を譲ったり、困っている場面での手助けや配慮を心掛けましょう。
また、交通機関の事故や災害時の避難など、突発的な出来事の際も支援をお願いします。
□例えば…
義足や人工関節、内部障がい
難病、妊娠初期、発達障がい、認知症
目や耳、言語の障がい など
□必要な方には、ヘルプマークを無料配布しています。
配布窓口:障がい福祉課・長寿福祉課、土山・甲賀・甲南・信楽の地域市民センター、各地域包括支援センター、滋賀県障害福祉課、甲賀保健所
■見かけたことありますか?
□障害者のための国際シンボルマーク
障がいのある人が利用できる建物、施設であることを表すための世界共通のシンボルマーク
□耳マーク
聞こえが不自由なことを表す。コミュニケーション等で配慮が必要なことを知らせるマーク
□身体障害者標識
肢体不自由であることを運転する車に表示するマーク
□ハートプラスマーク
身体内部(心臓、呼吸機能、腎臓など)に障がいがある人を表すマーク
※詳細は本紙をご覧ください
■障がいのある人の支援機関~働き教育センター甲賀~
令和2年4月にオープンし、就職をめざす障がいのある人に生産活動や職場体験、就労後のフォローなど「働く」ことをサポートする専門機関として日々支援を行っています。仕事に就くまでの社会的なマナーや基本的な学習ができることはもちろん、生活に関する相談も随時行っています。
住所:甲南町寺庄960
問合せ:86-1234
問合せ:障がい福祉課
【電話】69-2162
【FAX】63-4085
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