甲賀市やとなりまち・滋賀県にゆかりのある本を毎月ご紹介します。
■こんぴら狗
今井恭子/著 くもん出版
こんぴら狗は、江戸時代に本当にあった習わしです。病に伏せる弥生のため、飼い犬のムツキと美陶園のご隠居は、讃岐まで金毘羅詣でに出かけます。旅は鈴鹿峠の辺りから、次第に雲行きが怪しくなり…。さて、こんぴら狗は無事に金毘羅詣でを果たし、江戸へ帰ることができるのでしょうか。
この本は、過去に青少年読書感想文コンクールの課題図書に選定されており、夏休みの読書にピッタリです。
■食べ伝えよう滋賀の食材
滋賀の食事文化研究会/編 サンライズ出版
この本には、滋賀県固有の食材だけでなく、全国どこにでもある食材も載っていますが、どちらも、滋賀県で育てられてきた食材たちです。甲賀市の、杉谷ナスや鮎河菜、かんぴょうなども掲載されていて、普段のお買い物がちょっと楽しくなるかもしれませんね。
夏休みを利用して、この本に載っている滋賀の食材を親子で料理してみるのもおもしろいですね。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>