甲賀市やとなりまち・滋賀県にゆかりのある本を毎月ご紹介します。
■心理鏡鳴
世津田スン/著 翔泳社
甲賀市広報大使であるイラスト作家・世津田スンさんの作品集。心理学を駆使して描かれた、見る人の感情を揺さぶるイラストやアニメ原画と、その制作過程が紹介されています。野球選手からイラスト作家になるまでの道のりや、地元甲賀市を盛り上げたいという熱い思いが語られたインタビューも掲載されています。
1月20日(土)に甲南図書交流館で、世津田さんの講演会を開催します。ぜひご参加ください!
■おひさまいろの宝箱
滋賀県児童図書研究会/編 サンライズ出版
信楽に住む小学生のすみれは、奈良の大仏が信楽にあったかもしれないこと、信楽焼が800年も続いていることを知り、その歴史のすごさに驚きます。(「消えずに続く窯の火」より)この作品集では、大人や自然、歴史と触れ合いながら、自分が暮らす滋賀県の素晴らしさに気づいていく子どもたちの姿が描かれています。
地元作家だから書ける滋賀の情景は、大人にとってもかけがえのない宝物です。
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