甲賀市では、甲賀市人権尊重のまちづくり条例の理念に基づき、多様性を認め合う明るく住みよい人権尊重のまちの実現をめざしています。近年、性の多様性については徐々に社会的な認識が進んでいるものの、「いない」のではなく「いえない」あるいは「見えていないだけ」とされる性的マイノリティの方の生きづらさは、改善されているとは言いがたい状況です。
■「パートナーシップ宣誓制度」とは?
一方または双方が性的マイノリティであるカップルが、人生のパートナーとして協力し合うことを宣誓し、市が二人の関係を公的に証明する制度です。あわせて、カップルと生計を共にする家族等が、法令等の範囲内で、婚姻関係にある家族と同様のサービスが受けられるように、「ファミリーシップ制度」を導入することとします。
この制度は、法律上の効果を生じさせるものではありませんが、本制度の導入でLGBTQフレンドリーな市の姿勢を表明することにより、市民のみなさんの性の多様性への理解が深まることをめざしています。あわせて、誰もが大切な人と安心して暮らすことのできる、人権を尊重しあえるまちの実現をめざします。
問合せ:人権推進課
【電話】69-2148
【FAX】63-4554
<この記事についてアンケートにご協力ください。>