文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集/住みたい、住み続けたいと思えるまちへ(1)

1/43

滋賀県甲賀市

全国的に人口減少が加速する中、各市町村で移住者に選んでもらうための競争が激化しています。
また、人口減少に伴い空き家の増加も問題になっています。今回の特集では、甲賀市のみなさんにずっと住んでほしい、住みたいと思ってもらえる取り組みをご紹介します。

■今、甲賀市ってどんな状況?
→若い世代の転入者の方が多い!!

□選ばれるPOINT!
・アクセスが便利
新名神高速道路に3つのICがあり、大阪や名古屋方面にすぐ行くことができる便利なまちです。
・就業場所が増加中
製造業をはじめ、薬業や茶業、窯業など、地場産業がさかんです。年々求人数も増えています。
転入者の世代別割合(令和4年データ)

■ほかにもたくさん!魅力あふれるまち甲賀
□県内1位のお茶のまち
土山・朝宮に2大産地を有する県内最大のお茶処で、昨年4月には、県内初のオーガニックビレッジ(※)を宣言しました。
※有機農業の生産から消費まで一貫し、地域ぐるみで取り組みを進める市町村のこと。

□陶器・焼き物のまち
日本六古窯の1つである信楽焼。鎌倉時代後期に生産が始まったとされる中世の代表的な窯で平成29年には日本遺産に登録されています。

□全国3位のゴルフのまち
市内には24コースのゴルフ場数があり、全国第3位の数を誇ります。加えて広くて大きいゴルフ場であることが特徴で、大阪や名古屋からもアクセスが良く、多くのゴルファーが訪れています。

□ロケ地として使われるまち
市内には昔ならではの建物や自然がたくさんあり、多くのドラマや映画のロケ地として使用されています。連続テレビ小説「スカーレット」以降、70作品以上のロケ支援を行っています。

■移住者にお聞きしました!甲賀市に住んでよかった!
□陶芸とお茶の魅力に引き寄せられて
ひらがね まさんど さん(大阪→信楽町朝宮地区へ2年前に移住)
―移住をしたきっかけは?
陶芸とお茶の両方ができるまちで第2の人生を歩みたいと思ったからです。
20代の頃から陶芸に興味があり、信楽によく通っていました。いつか自分の薪窯を持ちたいと思っていて、約6年前にたまたま実現できる土地が見つかったことと空き家を紹介してもらったことから移住を決めました。
また、お茶道に使う茶碗や水指にも興味があったことから、陶芸とお茶のどちらともできるこのまちは、私にとってぴったりなまちだと思っています。
―毎日どのようにして生活していますか?
粘土をこねたり、ろくろをまわしたり、窯を焚いたりと“陶芸”をベースに生活しています。
また、茶陶家として追求するため、茶道教室にも通っています。ほかには、春の時期にご近所のお茶農家さんの手伝いで茶摘みをしたり、ご近所のこどもたちを預かる学童保育「まさんど塾」をしたり、火まつりのボランティアの方や難民の方を受け入れたりするなどたくさんの人と関わりながら生活をしています。日々たくさんの人と関わっていますが、みなさん本当にいい人ばかりで都会にはない素晴らしいふれあいの空気がしみじみあるまちだなあと感じています。

□空を見上げると毎回感動します
佐藤さんご夫妻(大阪→水口町へ2年前に移住)
―移住をしたきっかけは?
自然に囲まれた場所で暮らしたいと思ったことからです。
以前は上を見上げても空が見えない大阪の中心部で生活していましたが、今後は自然に囲まれた場所で暮らしたいと思い移住を決めました。
物件はネットを使ってあらゆる場所を探したのですが、最終的に甲賀市に決めた理由は窓口になっていただいた市の職員さんがとても親切だったことです。
住み始めてからは、今まで見えなかった空や星が見ることができることに毎回感動しています。
―毎日どのようにして生活していますか?
知り合いから紹介してもらった甲賀町神地区の空き家でお店「洋食かむら」をしています。
大阪でも同じようにお店をしていたのですが、同じ仕事でも古民家で働いていると素敵な人たちとの出会いがあり、楽しみながら料理をすることができています。また、この場所でお店を出すことを地域の寄りでお話させていただいたときには、快く迎え入れていただき、おまけにお手伝いまでしていただきました。本当にまわりの人に恵まれた環境でお店をできてとても光栄に思っています。

□移住者インタビューをYouTubeで配信中!!
今回ご紹介した方々はもちろん、ほかの移住者のインタビューを見ることができます。随時更新しますでぜひご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU