市立みなくち診療所は、民間事業者の能力を活用し、効率的な運営を行うため、4月から指定管理者「医療法人メディカル甲賀」による運営・診療を行っています。
■今村院長にインタビュー
甲賀圏域における地域医療の課題
・休日の軽傷者の受診が公立甲賀病院(二次救急指定病院)に集中し、救急業務に支障が発生
・高齢化社会に伴い、自宅で療養するための医療・看護・介護・生活支援等と包括した複数的ニーズが高まっている
↓
■わたしたち指定管理者の取り組み
◇休日の診療
発熱等風邪症状や下痢嘔吐などの外来診療を休日(日曜日・祝日)に行い、救急外来を受け入れる公立甲賀病院との役割の分担を行います。
[診察医・診療科目]
甲賀湖南医師会、公立甲賀病院の医師が輪番制で行います。
※基本的には、内科医師が担当とするため、6歳以上を対象としています。また、診断の結果、対応が困難な場合は公立甲賀病院を紹介します。
◇地域包括ケアシステムの推進
自宅での療養のニーズが高まりつつある中で、高齢者等を支援していくためには、医療、介護等の枠を超えた包括的な在宅療養の提供と看取りまで見据えた体系の構築が必要です。みなくち診療所では、在宅医療サービスの開始に向けた取り組みを進めていきます。
■より良い地域医療の提供に向けて
医療法人メディカル甲賀 理事長/市立みなくち診療所 院長 今村陽一
みなくち診療所では、休日の診療を実施することによる公立甲賀病院との役割分担化と、在宅医療サービスの開始に向け、より良い地域医療の提供が出来ますよう今後も行政と共に取り組んで参りたいと考えていますので、よろしくお願い致します。
問合せ:医療政策室
【電話】69-2171【FAX】63-4085
<この記事についてアンケートにご協力ください。>