草津線は、通勤・通学など、私たちの日常の移動手段であるとともに、まちづくりにも重要な役割を果たしていますが、人口減少やコロナ禍により、利用者が減少しています。
交通事業者では生き残りをかけ、減便などのサービスの見直しが実施されています。将来のためにも草津線を地図から消すわけにはいきません。一人ひとりができることを共に考え、行動に移しませんか。
■データでみる草津線の現状
⇒草津線市内5駅の利用者は、H20年度をピークに減少傾向にあり、R4年度では約27%も減少しています。
⇒鉄道利用者の中心層である15~64歳人口は2045年には2020年と比較して、約30%減少する見込みです。
■輸送密度
草津線(貴生川~柘植)の輸送密度(平均通過人員)は県内JR西日本路線の中で最も低い水準となっています。
JR西日本は、輸送密度が2,000人を下回る路線については、今後のあり方について検討するとの考えを示しています。「貴生川~柘植」は2,166人で、ギリギリ!!!
■草津線が不便になったり、無くなったら困ります…
市内高校に通う生徒の約40%が鉄道を利用しています!
・草津線がなくなったら登校できず、下宿や転校を考えないといけない(大津へ通学する高校生)
・1時間に1本では、会議終了時間によっては、出張帰りが遅くなる(会社員)
・自転車で1時間以上かかるので親に送迎してもらわないと登校できない(市内高校生)
■私たちにできることは…
◇鉄道利用者割合
通勤通学で鉄道を利用する市民の割合は、約10%で県平均の半分しかありません。逆に言えば、「利用していない人」が多く、まだまだ利用者を増やせる伸びしろがあると言えます!
◇みんなで挑戦!利用者倍増大作戦!
例えば、市民1人1人が、草津線を月1回利用すると…草津線の乗車人員は、なんと現在の2倍になります!
・普段は、自家用車で通勤
→月に1回、ノーマイカーデー!帰りは、寄り道して楽しくお酒!
・普段は、電車に乗らない!
→市ホームページからお得な情報をGETして、月に1回おでかけ!
市ホームページや草津線利用促進プロジェクト公式Instagramでは、鉄道沿線のイベントやおすすめスポットのほか、利用者数データなど、たくさんの情報を掲載しています。
【草津線利用促進プロジェクト公式Instagram】@KUSATSU.LINE.ALLIANCE
問合せ:公共交通推進課
【電話】69-2215【FAX】63-4601
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