■ヤングケアラーをご存じですか?
日常的に家事や介護、家族のお世話をしているこどもたちがいることをご存じですか?「お手伝い」の域を超えた役割と責任を背負っているこどもたちの事です。
家族のために頑張ることは素敵な事ですが、
(1)年齢や成長段階に見合わない負担・責任を負う。
(2)日常生活に支障(部活や宿題ができない。友達と遊ぶ時間が無い)があるほど長時間にわたる。
など、こどもに必要な経験や生活が奪われてしまうと、孤独や孤立に苦しんだり、教育の機会を逃したり、心身の健康を害したりしてしまうのです。みなさんの身近なところにヤングケアラーがいるかもしれません。
◆家族のお世話などをしているこどもたちへ
家事などの経験があなたの力になっていくこともありますが、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負担がかかっている場合は、注意が必要です。あなたの信頼できる人に相談してみましょう。
(例えば、担任や部活・保健の先生、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、民生委員、児童委員、習い事の先生など)
◆こどものための電話相談
「24時間子供SOSダイヤル」通話料無料
【電話】0120-0-78310(なやみいおう)(文部科学省)
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