輝竜(きりゅう)の郷(さと)づくり 新時代へのチャレンジ
■令和5年度 竜王町の自治会(地域コミュニティ)維持・活性化に向けた取り組みについて
◆竜王町の自治会、このままで大丈夫?
〜なぜ今、取り組みを進めているのか?(竜王町の現状)〜
竜王町の人口は、1995(平成7)年をピークに減少傾向にあり、2020(令和2)年には1万2000人を下回っています。また、世帯構成や人口構成についても大きく変化しており、今後ますます、自助(世帯)、共助(自治会)の力が低下していくことが予想されます。
これは、地域コミュニティを維持することがますます難しくなることを示しており、竜王町の大きな課題となっています。特に町内の自治会は、少子高齢化に伴う人口減少などにより、役員などの負担は増大しており、自治会運営は大変厳しい状況にあります。このような現状から令和4年度より自治会の負担軽減を図るため、さまざまな取り組みを行っています。
■そこで、町(行政)と自治会で様々な維持・活性化の取り組みを行っています。
◆〔自治会×区民〕
自治会が、自治会員(区民)と一緒にすべきこと
(1)自治会自らが課題解決に向けて話し合い、決定する。(各自治会の学びの場を支援する)
(2)事業・行事の見直し、役員の検討、若者・女性の参画など。
◇令和5年度の行政の取り組み
○自治会活動に関するアンケートを実施しました。
全自治会に対して、自治会活動の取り組みの現状と今後の取り組み意向を把握するためアンケートを実施。
・人口減少、高齢化に伴い、若者に負担がかかっている。今後はこれまでと同様の自治会活動は難しくなると思う。
・役員のなり手が年々、減少している。そのため、役員の廃止や活動内容について、見直しが必要だと思う。
○自治会ヒアリングを実施しました。
自治会改革に関して先進的に取り組んでいる自治会に対して参考事例収集のため実施。
○竜王町自治会連絡協議会で意見交換をしました。
各自治会長に対して本町の取り組みの報告や自治会改革に取り組んでいる自治会の参考事例を紹介。
◆〔自治会×行政〕
町(行政)が、自治会と一緒にすべきこと
(1)行政と自治会の関係を整理
(行政から自治会への依頼ごとの整理〔棚卸〕)
・各種役員の選出、会議の出席、行事ごとの参加・出役、全戸配布依頼、募金など
◇令和5年度の行政の取り組み
○行政から自治会への依頼ごとを棚卸しました。
行政から自治会へ依頼していることについて見直しを行うことで自治会の負担軽減を図り、持続可能な自治会運営をめざします。
〔取り組み内容〕
○役場から依頼している役の選出について、令和6年度以降下記のとおり変更します。
※「町から自治会へ役の選出を依頼しない」役であっても、自治会内の課題解決のために、自治会によっては役を設定している場合があります。
○自治会を通じた文書の配布について、下記のとおり変更します。
自治会を通じて全戸配布を行うことが必要である場合を除き、原則、自治会を通じた全戸配布を行わないこととし、広報紙の紙面、広報紙への挟み込み、配布業務委託、しるみる竜王または町ホームページの活用により周知することとします。
引き続き配布などを依頼する文書は下記のとおりです。
◇「しるみる竜王」を登録しよう!
より多くの人に情報がいきわたるよう、自治会を通して行っていたお知らせについては段階的に「しるみる竜王」を活用していきます。
この機会にぜひ、ご登録ください。
◆〔自治会×自治会〕
自治会が、他の自治会と連携してすべきこと
(1)自治会間の連携で解決
(まちづくり協議会など支援組織の設立)
(2)事務の共同化、行事の合同実施など
・1つの自治会だけで解決できないもの・連携して解決した方が良いものは…
※詳細は本紙をご確認ください
問合せ:未来創造課政策推進係
【電話】58-3701
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