【特集】未来へつなぐ次世代への投資を行います(2)

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■令和6年度竜王町行政執行方針
将来像…若者(わかもの)も暮(く)らしたい希望(きぼう)かなえる輝竜(きりゅう)の郷(さと)

心弾(こころはず)む新時代(しんじだい)へのチャレンジ
明るく元気で活力あふれる強いまち次世代に誇れるまち

◆第六次竜王町総合計画の基本施策
「豊かさ」「やさしさ」「つながり」の3分野の重点プロジェクト

◇活力あふれるまちづくり
発展・進化を生み出す豊かさの創造
[1]竜王町中心核「交流・文教ゾーン」の整備
[2]魅力ある地域農業の持続的な発展
[3]道路ネットワークの強化と地域交通の充実
[4]選ばれるまちの実現に向けた魅力発信とふるさと納税の推進

◇安心して暮らせるまちづくり
次世代に引き継げるやさしさの創造
[1]こどもまんなか社会と地域共生社会の構築
[2]こどもの生き抜く力を育む魅力ある学校・園づくり
[3]「する・みる・ささえる」豊かなスポーツライフの推進
[4]地域防災力の向上と交通安全対策の推進

◇みんなで進めるまちづくり
新たな時代に対応したつながりの創造
[1]ワンストップサービスの推進と地域コミュニティの活性化

◆竜王町長　西田秀治(にしだひではる)
今年度は、新たな竜王小学校の建設、小中学校の給食費の無償化など「こども」を中心とした施策を実施するとともに、これまでのまちづくりの取り組みおよび重点施策プロジェクトの取り組みを継続しつつ、第六次竜王町総合計画の基本施策である『豊かさ』『やさしさ』『つながり』の3分野の重点プロジェクトを推し進めることで将来像の実現をめざしていきます。
また、今後も加速する少子高齢化や人口減少を見据え、持続的な発展を目指して効果的な施策の展開を図ります。
「明るく元気で活力あふれる強いまち竜王町」、「次世代に誇れるまち竜王町」に向けて取り組み、令和7年度に迎える町制70周年をはじめ、滋賀国スポ開催、新たな竜王小学校完成に向けて積極的に挑戦し続けます。
町民皆さまの声を真摯に受けとめ、町政発展のため尽力してまいります。

■令和6年度の注目事業
◆豊かさ
▽新・竜王小学校の建設
12億6795万円
中心核「交流・文教ゾーン」整備のリーディングプロジェクトである竜王小学校の建設工事に着手します。「～竜王らしくキラリと輝く『地域とともにある学校』づくり～」をコンセプトに、安心で快適かつ多様な学びを支援する教育環境を提供します。

▽耕・畜・工連携によるバイオマス資源の循環
567万円
耕・畜・工連携によるバイオマス資源の地域内循環を実現するため、近江牛の排せつ物などを活用したメタン発酵バイオ液肥・堆肥の実証、エネルギー作物の試験的な栽培やバイオマスボイラーの導入を行います。

▽幹線交通と地域内交通の維持・確保
5592万円
路線バス運行などに対する補助、子育て支援を目的とした通学定期補助・夜間特別便を継続します。また「チョイソコりゅうおう」の運行を継続します。さらに、竜王町公民館前のバス停の環境改善を図ります。

▽まちの魅力発信と定住・移住の促進
1547万円
定住人口の獲得を目指すため、町の魅力を内外に発信するシティプロモーションを継続します。また、若者定住のための住まい助成を行うとともに、転入した子育て世帯に町独自で給付金を給付します。さらに、新婚夫婦への住宅・リフォーム・引越し費用の助成を新たに行います。

◆やさしさ
▽小中学校の給食費の無償化
4520万円
子育て世帯の経済的支援のため、小中学校の給食費を無償化します。また、町外の小中学校などに通学する児童および生徒の給食費の助成を行います。

▽妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援
6319万円
すべての妊婦・子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう伴走型相談支援および経済的支援を行います。また新たに、在宅児童の一時預かりを行います。

▽滋賀国民スポーツ大会開催に向けた競技施設の設営準備と機運醸成
1億2213万円
滋賀国民スポーツ大会開催に向けて、スポーツクライミング競技会場の改修などを行うとともに、競技施設の設営準備を行います。また引き続き、ドラゴンボルダリングジムを活用した普及啓発と大会への機運醸成を図ります。

▽豊かなスポーツライフの実現に向けたスポーツ拠点施設などの整備
3947万円
豊かなスポーツライフの実現に向けて、グラウンドゴルフ愛好者の皆さんの活動拠点として、河川敷に専用のグラウンドゴルフ場を整備します。

▽地域防災力の強化に向けた消防施設の整備と消防装備の充実
2592万円
大きな災害の発生に備えて地域防災力の強化を図るため、消防ポンプ車庫の設置および小型動力ポンプの整備を行うとともに、消防団員の処遇改善のため、新基準(夏用)活動服を整備します。

◆つながり
▽住民対応窓口ワンストップサービスとデジタル化の推進
2億4819万円
住民対応窓口のワンストップ化に向けて総合庁舎1階事務室等改修工事を行います。また、利便性の高い行政サービスを提供するため、セミセルフレジを導入します。