~他人事じゃない?!今日から始めてみましょう!!~
◆修(終)活とは?
人生の最期に向けて行う活動、事前準備のことです。
※竜王町では、介護や医療に対する思いを伝えておくこと、遺産・財産(お金・家など)の段取りをしておくことなど、修(おさ)めるために「修」という字を使用し、修活(老いの備え)についてすすめています。
※竜王町でニーズ調査を行ったところ、人生の最期をどう過ごしたいかを話し合ったことがある人は18.1%、修活(エンディング)ノートを書いたことがある人は16.1%と、県内でも低いことが分かりました。
◆いつから始めるの?
修活を始める年齢に決まりはありません。最近では20、30歳代の若いときから、修活を考える人もいます。修活は、遺された家族や周囲の人に苦労をかけないことも目的のひとつですが、実は自分自身のために行う前向きな活動でもあります。
自分がこれまで歩んできた人生を振り返り、気持ちを整理することで、これからの人生を自分らしくどう生きるかというライフプランを考えるきっかけになります。
修活という言葉に関心を持つようになったタイミングで、少しずつ始めていきましょう。
◆修活って何から考えたらいいの?
修活を始めるときのヒントに、修活10カ条があります。
(1)修活(エンディング)ノートの作成
(2)財産の管理・整理
(3)相続についての取り決め
(4)介護・医療について意思表示する
(5)葬儀の希望をまとめる
(6)お墓の希望をまとめる
(7)老後の資金・住まい計画
(8)交友関係の整理・ペットの管理
(9)荷物の整理
(10)老後にやりたいことを書き出す
◆修活(エンディング)ノートから始めてみませんか?
修活(エンディング)ノートはどこから書き始めても、何度でも書き直すこともできます。大切なのは万が一のときに手に取って見てもらえることです。ノートの存在と保管場所は、家族や信頼できる人、かかりつけ医やケアマネジャーなど、自分にかかわる人たちと自分の思いを共有しておくことが大切です。
修活(エンディング)ノートに決められた様式などはありません。「たくさんあって迷う」「どれがいいか分からない」という人は、竜王町役場福祉課にて修活(エンディング)ノートをお配りしていますので、お気軽にお立ち寄りください。
修活は、最期まで自分らしく生きるために、限りある時間の「上手な使い方」を考えることができるよい機会となります。ぜひ今日から始めてみましょう!
問合せ:福祉課(地域包括支援センター)
【電話】58-3704
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