竜王町長 西田秀治
町民の皆さま、新年あけましておめでとうございます。
輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、皆さまには日ごろからまちづくり全般にわたり、ひとかたならぬご支援とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。本年も令和6年に引き続き、「若者も暮らしたい希望かなえる 輝竜(きりゅう)の郷(さと)」、また、「こどもたちの未来に贈る夢あるまちづくり」の実現に向けて、力を尽くしてまいります。
昨年を振り返りますと、元日に能登半島地震が、8月8日には日向灘(ひゅうがなだ)で地震が発生し、気象庁が初めて南海トラフ臨時情報を発表するなど、改めて災害への備えの重要性を強く実感された方も多いことかと思います。町といたしましても、延べ22人の職員を石川県へ派遣し、災害復旧支援にあたりました。被災地での活動をとおして、本町における防災の取り組みに生かしてまいりたいと考えています。
町の課題である少子化への対応では、新たに昨年4月から「小中学校の給食費の無償化」を開始し、町民の皆さまに高く評価いただいています。引き続き、子育て世代の皆さまの声を傾聴し、さまざまなニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実や経済的支援を一体的に進め、町内外の皆さまから「子育てするなら竜王町」と選んでいただける取り組みを進めてまいります。
竜王町コンパクトシティ化構想のリーディングプロジェクトである「交流・文教ゾーン」の整備に関しては、重点的かつ着実に推進してまいりました。新設道路の整備や敷地造成の工事を進め、まもなく新竜王小学校の建築に着工します。「交流・文教ゾーン」内に整備する新たな公園については、町民アンケートやワークショップにおいて、皆さまから多くの貴重なご意見を賜り、感謝申し上げます。今後においても皆さまとともに魅力ある公園整備を進めてまいります。
いよいよ、令和7年の幕開けとなりました。令和7年は、町制施行70周年記念事業、滋賀国スポ開催と、さまざまなイベントをとおして、改めて地域の皆さまが「つながり」を実感し、町への「誇り」や「愛着」を持っていただける年にしたいと考えております。
そして、本年を契機に、竜王町がさらに飛躍するよう、皆さまとともに力強く歩んでまいりましょう。
新しい年が皆さまお一人お一人にとりまして、幸多き一年となりますよう、衷心よりご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>