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自治体の皆さまへ

知っていますか?歯周病と糖尿病の危ない悪循環

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滋賀県草津市

歯周病があると血糖のコントロールがしにくくなり、糖尿病が発症・進行しやすくなります。同様に、血糖値が高い状態が続くと免疫が低下し、歯周病が発症・進行しやすくなるといわれています。
歯周病と糖尿病の関係性を知り、健康診断を受けるなど、できることから予防を始めてみましょう。

■歯周病と糖尿病の関係性

「食と運動プロジェクト」では、市内飲食店で野菜をたっぷり120g以上使った料理を提供しています。
食生活をはじめとした生活習慣の見直しをしましょう!

■11月8日(水)はいい歯の日
歯周病は歯と歯ぐきの隙間に溜まった細菌(歯垢(しこう))が、歯ぐきの炎症(歯肉炎)を起こし、さらに歯を支える骨を溶かしてグラグラ(歯周炎)にし、そのまま放っておくと歯を失います。歯周病を予防して、いつまでも美味しく、楽しく食事を取るため、お口の健康を見つめてみませんか?

《予防アドバイス!》
◇毎日正しい歯磨きをする
歯ブラシは軽い力で小さく動かすようにし、磨きにくい場所もきれいに保ちましょう。

◇かかりつけの歯科医をもち、定期的に歯科健診を受診する
虫歯や歯周病の早期発見や予防のために年に1回以上の受診が必要です。

■11月14日(火)は世界糖尿病デー
糖尿病の予防・治療・療養を呼びかける啓発運動が世界規模で行われています。糖尿病は血液中の糖の濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気で、自覚症状がないまま進行してしまいます。
手足・腎臓・視力に起こる「三大合併症」など重症化させないためにも、早い段階から予防・治療を行っていくことが大切です。
健康診断を受診していない人は、この機会に受診しましょう。

《予防アドバイス!》
◇毎食、野菜料理を一品増やす
野菜料理を一品増やし、血糖値の上昇を緩やかにするため、野菜から摂取するなど、食べる順番を工夫しましょう。

◇日常の活動量を増やす ~今よりプラス10分、カラダを動かそう~
買い物は徒歩で行くなど日頃の生活から運動を意識しましょう。

◇健康診断の結果を確認する
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値が6.5%以上の人は、かかりつけ医に相談してみましょう。

■大切なのは嚙むこと! ~目標ひと口30回~
歯周病、糖尿病の予防に共通していることは「よく噛むこと」です。
唾液がよく出ることで口の中をきれいに保つことや、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐなど血糖の上昇を緩やかにします。
本紙18ページに掲載している「草津・たび丸Kitchen(キッチン)」の、口腔機能を鍛えるレシピに挑戦してみましょう。

▽草津・たび丸Kitchenの公式レシピはこちら
※QRコードは、本紙P.4をご覧ください。

問合せ:健康増進課(2階)
【電話】561-2323
【FAX】561-0180

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