■格安スマホの落とし穴
料金の安さに注目して契約した結果、次の事例のようなさまざまなトラブルが発生しています。
〈事例(1)〉サポート対応
スマートフォンの使い方がよく分からず、十分なサポートが受けられない上に、返品もできない。
〈事例(2)〉アプリ
無料で通話するためにはアプリの使用が必要であることを知らず、通話料が高額になった。
〈事例(3)〉サービス内容
・購入した端末では、青少年に有害なサイトや違法なサイトへのアクセスを遮断するフィルタリング機能や、留守番電話サービスが利用できなかった。
・修理期間中の代替機貸し出しサービスがない。
〈事例(4)〉動作確認
SIMカード(契約者の情報が記録されているもの)のみ申し込み、中古で購入したスマホ端末で利用しようとしたが使えなかった。
◇アドバイス
〈事例(1)(2)〉
実店舗がないことも多く、電話やインターネット上しか問い合わせができない場合があります。また、不意に声を掛けられ、スマートフォンを購入した場合でも基本的に返品はできません。
〈事例(3)〉
今までの大手携帯会社で提供されていた当たり前のサービスがあるとは限りません。契約前によく確認しましょう。
〈事例(4)〉
購入予定の端末は、格安スマートフォン会社が提供するSIMカードで利用できるかどうか確認しましょう。中古端末の場合は、ネットワーク利用制限がかかって、通話や通信ができない状況になっているものもあります。事前に確認しましょう。
※詳細は、本紙P.16をご覧ください。
問合せ:消費生活センター(1階)
【電話】561-2353
相談時間:9:00〜16:30
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