■この1年を振り返って
今年は市制施行70周年記念の節目の年として、市民や各種団体の皆様とともに、さまざまな事業を開催してまいりました。新しい事業だけでなく、従来から続いてきた各事業を、創意工夫を凝らして盛り上げていただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。
今年を振り返りますと、3月に第20代草津市長に就任し、5期目の市政をお預かりすることになり、決意を新たにしました。
4月には、草津市の人口が14万人を突破しました。転入される方が多く「選ばれるまち」であることを大変うれしく思っています。また、市立中学校の給食費の無償化を実施しました。4月28日に開催した宿場まつりでは、新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた時代行列が、5年ぶりに復活しました。絢爛(けんらん)豪華な衣装をまとった一行が東海道筋を練り歩く姿を久しぶりに拝見し、草津市の春の風物詩が帰ってきたことに感動いたしました。
6月に発表された「住みよさランキング2024」(東洋経済新報社)では、草津市が全国812市区中第10位となりました。また、6月から市立小・中学校の体育館などに空調設備を整備する工事を開始し、一部の学校では2学期から本格稼働を始めました。児童・生徒の熱中症対策や災害発生時の避難所としての防災機能強化のため、今年度中に、市立小・中学校全てに空調設備を整備できるよう、順次工事を進めています。
8月には、インフロニア草津アクアティクスセンター(草津市立プール)がオープンしました。すでに全国規模の大会が開催されており、また市民の皆様の健康づくりの場としても活用いただいています。来年には、第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会の水泳競技の会場になります。各競技予定会場では、リハーサル大会を順次開催し、現在、本大会に向けて準備を進めています。
そして、10月12日には、市制施行70周年記念式典を開催し、市制施行70周年記念功労者や市政功労者の方々への表彰を行いました。式典では、市の70年間を振り返るとともに年間イベントを紹介する動画を上映した他、市の取組や名所、特産などを掲載した記念誌をお渡ししました。なお、記念誌の概要版は、先月号の広報くさつと併せて、市民の皆様にもお配りしていますが、動画や記念誌は市ホームページで公開しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
今年も残すところ1カ月となりました。来年が皆様にとって幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。
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