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【特集】今からできる風水害への備え

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滋賀県草津市

昨年8月15日に台風7号が滋賀県に最も接近し、県内各地で大雨や暴風が観測されました。市内でも暴風によりトタン屋根や看板などが飛ぶといった被害があり、市内全域に高齢者等避難が発令されました。また、10月には、大雨で一部のアンダーパス※で冠水が発生しました。近年の異常気象で、いつ、どこでこのような災害が起きるか予想できないなか、自分や家族の身を守るため、日ごろから風水害に備えておくことが大切です。
※交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周囲より低くなっている道路のこと

■洪水・内水ハザードマップを用意しよう
ハザードマップとは、豪雨による浸水被害を予測し、その浸水深や避難経路、避難場所などの情報を確認できる地図です。市で令和3年6月に更新し、全戸配布しています。河川課(5階)、危機管理課(1階)、市民交流プラザ(野路一)、各地域まちづくりセンターにも設置しており、市ホームページからもダウンロードできますので、この機会に用意しておきましょう。

◎ダウンロードはこちら
※二次元コードは本紙P.2をご覧ください。

■避難場所や避難方法を家族で確認しよう
◆1 避難場所
ハザードマップで避難場所を確認しましょう。

《!》緊急時に身を寄せる避難先は、市が指定する避難所だけではありません。安全な場所に住んでいて身を寄せられる親戚・知人がいる場合は、日ごろから相談し、そこへ避難することも考えておきましょう。

◇洪水発生時の緊急避難場所を知っていますか?
洪水の発生時に逃げ遅れた場合、近隣の高いところに避難し、安全な場所と空間を確保する「垂直避難」が有効です。浸水時に避難できる場所を確保するため、緊急時避難協力施設があります。標識を目印に、緊急に避難できる場所を確認しておきましょう。

◎詳しくはこちら
※標識、二次元コードは本紙P.2をご覧ください。

◆2 避難経路
どの道を通って避難場所に行くのか確認してみましょう。

◇雨天時のアンダーパスの通行にご注意ください!
近年、全国各地で多発する局地的豪雨(ゲリラ豪雨)など、想定を上回る大雨のときには、ポンプなどでは排水が追いつかず、アンダーパスが冠水(水につかった状態)し、車両が水没するなどの重大な事故が発生しています。

・豪雨に限らず雨天時にアンダーパスを通行する場合「冠水しているかもしれない」という意識を持ちましょう
・路面の状態が確認しづらくなるので、歩行時も十分注意しましょう
・冠水している場合には不用意に進入しないようにしましょう
・壁や路面の冠水の深さの表示を確認しましょう


※冠水の深さが表示されていないアンダーパスもありますので、ご注意ください

◇避難経路を歩いて確認しよう
避難経路を実際に歩き、危険な場所がないか確認しましょう。昼間だけでなく、夜間の避難経路も確認しましょう。

◇非常時の持出品の準備をしよう
・持出品のチェックリストなどを使って、準備しましょう。
・定期的に保存状態や使用期限を確認しましょう。

◇災害に備えて家の中や家の周りを点検しよう
・家の周辺の排水溝がつまっていないか確認しましょう。
・家の周りに飛ばされそうなものがあれば片付けましょう。
・スムーズに避難できるように、出入口や通路には物を置かないようにしましょう。

◇情報を入手する手段を考えてみよう
どこから情報を入手するのか事前に考えてみましょう。

◎防災に関することはこちら
※二次元コードは本紙P.3をご覧ください。

問合せ:河川課(5階)
【電話】561-2397
【FAX】561-2487

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