■手紙屋 蛍雪篇
喜多川泰 著
ディスカヴァー・トゥエンティワン
「何のために勉強するのだろう?」「何のために大学に行くのだろう?」と悩んだことはありませんか。
進路に悩む女子高生・和花(わか)が、ひょんなことから「手紙屋」と文通をします。そこで最初に言われたのはなんと「しばらく勉強をやめてほしい」でした。初めは勉強する気になれなかった和花も、次第にその意味や面白さに気付き、将来の夢を見つけます。自己啓発本でありながら、ストーリー仕立てで読みやすく内容が胸にストンと落ちます。
面白いのは具体的な合格法が載っていないところです。むしろ、これからの生き方を考えさせてくれる本ですので、学生だけでなく、親や社会人にもお勧めです。
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