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はしかわ市長のだいすき!くさつ

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滋賀県草津市

■草津の春の風物詩
暖かな日差しに、春の訪れを感じるようになりました。草津の春の風物詩といえば、草津宿場まつりです。第57回を迎える今年は、4月27日(日)に開催します。

草津宿場まつりは、宿場町・草津のシンボルである草津宿本陣を中心に、市民や観光客の皆様が、街道文化に触れながら交流を深め、草津の歴史を感じていただくとともに、歴史的な魅力を市内外にアピールするために開催しています。

第1回は、昭和44(1969)年4月に、2日間にわたり開催しました。パレードとして、立木神社から小汐井神社まで、鼓笛隊やバトンガール、参勤交代の大名行列などを行いました。

大きな変化があったのは、平成2(1990)年の第22回宿場まつりです。「本物志向で、全国から注目されるようなものに」と、東映太秦映画村による「宿場風俗絵巻」が始まり、150人にも及ぶ大がかりな大名行列を再現しました。当時は、公募の市民参加は10人ほどで、参加者の多くはプロの役者でした。前夜祭では、立木神社の境内で、日本の古典芸能である能や狂言を上演する「薪能(たきぎのう)・狂言の新世界」が厳かに行われ、まつり当日は、大名行列の他、草津宿スタンプラリーやかごかきレースなどでもにぎわいました。大名行列は現在、時代行列となり、まつりの名物として皆様に親しまれています。

毎年、大勢の来場者でにぎわっていた草津宿場まつりも、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は初めて中止となりました。令和3年度は時代行列を実施せず、令和4年度は雨でまつり自体を中止し、令和5年度は、時代行列を再開したものの「ミニ時代行列」として、草津川跡地公園de愛ひろば内を練り歩きました。ようやく新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきた令和6年度は、時代行列の一行が、久しぶりに旧東海道筋を練り歩きました。街道脇にはたくさんの来場者が訪れ、絢爛(けんらん)豪華な衣装を身にまとった一行に顔をほころばせ、写真を撮る姿をみて、これぞ草津の春の風物詩だとうれしく思いました。

今回は、まつりの会場を市役所周辺まで広げたり、時代行列とは別に、子どもたちが気軽に参加できる一般行列を実施したりするなど、さらにパワーアップした宿場まつりを開催する予定です。私は、de愛ひろばのステージで、草津宿の主の姿で時代行列の皆様をお迎えし、口上を述べます。メインキャストがステージに勢ぞろいしますので、口上シーンもぜひ楽しみにしてください。まつり会場で皆様にお会いできることを、楽しみにしています。

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