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自治体の皆さまへ

くらしの中に図書館を

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滋賀県豊郷町

■新しく入った本のなかから
*図書館で新しく購入した図書の一部を紹介します。新刊コーナーにぜひお立ち寄りください。

◇万、已むを得ず
幸田 真音(著)
「すべての責めは私が負う。覚悟はできている」渋沢栄一の孫にして、大蔵大臣を務めた渋沢敬三。彼は、戦後の経済処理にあたり、財産税導入、預金封鎖、新円切替などの大胆な経済対策をとった。生物学者を目指していた心優しい少年が、日本財政の行方を左右するようになろうとは。その数奇な生涯を、金融機関勤めの経験をもつ著者ならではの視点で描いた長編小説。

◇明治の旧彦根藩士たち 近代化に尽力した人物史
野田 浩子(著) 井上 幸治(著)
廃藩置県後、彦根藩主・井伊直憲は、人材育成への思いを託し彦根を去った。その後、元藩士らは教育分野に力を注ぎ、学校の創設に携わっていく。彦根では県内でも早い段階で中学校、女学校などが開校され、その熱意は県内にとどまらず、専修大学や中央大学の創設へとつながっていく。維新期の旧彦根藩士の業績を紹介する本。

◇義父母の介護
村井 理子(著)
琵琶湖畔で文筆業生活を送る著者の毎日に、義父母の介護が加わった。結婚以来そりが合わなかった義父母だが、「私がやらなければ!」と一念発起。しかし、頭の中の完璧なケア計画と現実には大きなズレが。やがて、仕事と家事と介護のトリプル生活は、体力、気力とも限界に…。介護は嫁の義務?実子の出番は?きれいごとゼロの介護奮闘記。

◇うつくしいってなに?
最果 タヒ(作) 荒井 良二(絵)
女の子が部屋から窓の外を眺めています。窓からはいろいろな景色が見えます。暮れゆく空、夕焼け色に染まる海や船。夜空に輝く星。街の明かり。部屋の中には読みかけの本やお気に入りのおもちゃ。そして、猫。そんな美しく大好きなものに囲まれて、女の子は眠りの世界へ…。お互いにファンだという詩人と絵本作家とがタッグを組んで生まれた絵本。

■図書館カレンダー

■図書館知っ得(しっとく)
◇古本市開催「とよさと古本市 ~わたしからあなたへ~」のご案内
ご家庭で読まなくなった本・みんなにおすすめする本を集めて、欲しい方に持ち帰ってもらう古本市を開催します。
開催期間:10月25日(金)~11月27日(水)(期間内でもなくなり次第終了します)
場所:とよさと古本市コーナー

◇古本市のための本をお譲りください
持込期間:10月24日(木)まで電話・カウンターでお申し込みのうえ、図書館まで本をお持ちください。
*「とよさと古本市」に関する詳細は図書館(【電話】35-8040)までお問い合わせください。

問合せ:町立図書館(豊郷小学校旧校舎群)
【電話】35-8040

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