■新しく入った本のなかから
*図書館で新しく購入した図書の一部を紹介します。新刊コーナーにぜひお立ち寄りください。
◇迷惑な終活
内館 牧子(著)
“終活”とは“遺された家族に負担をかけないよう、人生の終わりについて考える活動”のこと。原夫妻は、年金暮らし。妻の礼子は、終活への関心は高いが、夫の英太は、生きている内に死の準備はしない主義。英太にとっては、やり残したことにケリをつけることが終活。はてさて、どんな終活になるのやら。『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』『老害の人』に続く“高齢者小説”第5弾。
◇琵琶湖の魚類図鑑 The fishes of Lake Biwa
藤岡 康弘(編) 川瀬 成吾(編) 田畑 諒一(編)
琵琶湖は淡水生物の宝庫です。生息種が多いだけではなく、琵琶湖にしかいない固有種も多く、まさに「母なる湖(マザーレイク)」の呼び名に相応しい湖です。そんな琵琶湖の成り立ちから生息種の生態と見分け方、漁法、食文化にわたるまで、琵琶湖博物館学芸員らが解説・編集した図鑑が本書です。
◇野崎洋光の缶詰でつくる本格和食
野崎 洋光(著)
素材の栄養と味がぎゅっと閉じ込められた缶詰。美味しくないわけがない!水煮、油煮、かば焼き、煮つけなど種類も豊富。形も、あらかじめフレークや切り身にされているので下ごしらえ不要。さらに、缶の汁は出汁として、塩や味噌といった味付きのものは、そのまま下味に。缶詰は便利なことだらけ。食欲の秋、缶詰料理でプロの並みの和食に挑戦!!
◇アメリカから来た友情人形
今関 信子(作)
戦前、アメリカから日本へ贈られた青い目の友情人形。各地で大歓迎されるも、戦時下に敵対国のものとして、処分されることに。県内に現存するのは、4体のみ。この本の舞台は、その1体が学校の宝物として親しまれている甲南第二小学校。人形について調べ始めた子どもたちは、戦争と平和、友情について考えを深めていく。滋賀在住の作者が、取材を重ねて書き上げた物語。
■図書館カレンダー
■図書館 知っ得(しっとく)
「人形劇のお知らせ」
日時:11月30日(土) 11時00分~(約45分)
場所:家庭科室(豊郷小学校旧校舎群2階)
内容:
人形劇「さるのせんせいとへびのかんごふさん」
ペープサート「はらぺこ あおむし」
パネルシアター「ふゆのひのおさんぽ」
上演:人形劇サークル「いちごじゃむ」
対象:乳幼児から小学校低学年のお子さんとその保護者
定員:20名程度(事前申込み制 先着順)
申込期限:11月26日(火)まで
受付:図書館カウンターまたは電話(【電話️】35-8040)にて
*参加は無料です
問合せ:町立図書館(豊郷小学校旧校舎群)
【電話】35-8040
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