■感染しない!!感染させない!!季節性インフルエンザを予防しましょう
インフルエンザ予防のポイント
◆POINT1 マスクの着用
インフルエンザウイルスは飛沫によって感染するので、マスクを着用することで予防することができます。くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用し、使用後のマスクは放置せずごみ箱に捨てましょう。また、マスクを着用するときに鼻の部分に隙間がないか、あごの部分が出ていないか確認し、鼻と口の両方を確実に覆うように正しい方法で着用しましょう。
◆POINT2 手洗い
インフルエンザウイルスは飛沫だけでなく、ウイルスのついた手で口などを触りそこから感染する接触感染もあります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
流水で15秒手洗いをするだけでも手に残っているウイルスは約1%となります。石鹸で30秒ほどもみ洗いをして15秒ほど流水ですすぐと、手に残るウイルスの量はさらに減ります。また、手洗いの後にアルコール消毒をすることも効果的です。
◆POINT3 免疫力をつける
バランスのとれた食事をし、十分に睡眠をとるなどして体力・免疫力をつけることで感染を防ぐことができます。
◆POINT4 加湿
インフルエンザが流行する冬季は乾燥しやすい時期です。空気が乾燥すると、気道粘膜のバリア機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、湿度50~60%に保つように心がけましょう。
◆POINT5 人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザウイルスを保持していても症状が出ず、自分が感染していると自覚できずに外出している人もいます。そういった人から感染することもあるので、人混みや繁華街への不要不急の外出を控えるようにしましょう。
◆POINT6 ワクチンの接種
インフルエンザワクチンは発症の可能性を減らすだけでなく、感染後の重症化を予防する効果があります。特に、高齢者・妊娠中の方・ぜんそくや慢性呼吸器疾患、慢性心疾患など持病のある人は、重症化する可能性が高いため、1~5の予防対策を十分行うとともに、予防接種を受ける場合は、流行期の前に済ませましょう。
◆マメに 正しい手の洗い方
手洗いの前に
・爪は短く切っておきましょう
・時計や指輪は外しておきましょう
1.流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
2.手の甲をのばすようにこすります。
3.指先・爪の間を念入りにこすります。
4.指の間を洗います。
5.親指と手のひらをねじり洗いします。
6.手首も忘れずに洗います。
石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
マメに手洗い、マメにマスクでインフルエンザ予防!
▽さらに詳しい情報は…「インフル 厚労省」で検索
■喫煙による健康への影響を知ろう!
◆動脈硬化を促進
タバコにはニコチンやタール、一酸化炭素などの有害物質が多量に含まれています。これらの有害物質には血管壁を傷つけたり、LDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らす作用や、血圧を上昇させる作用があるため、動脈硬化を促進させ、脳卒中や心筋梗塞などの危険性を高めます。
◆がん
タバコの煙には200種類以上の有害物質が含まれ、そのうち約60種類に発がん性があります。そのため、タバコを吸う人は、タバコを吸わない人に比べて、がん(肺がん、喉頭がんなど)にかかりやすくなります。
◆別名「タバコ病」ともいわれる「COPD」
慢性閉塞性肺疾患と呼ばれ、原因の9割は喫煙によるもので、タバコなどの有害な空気を吸いこむことによって、空気の通り道である気道(気管支)や、酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気です。
◆妊娠中
妊娠中の喫煙や受動喫煙は、赤ちゃんへ酸素が届かなくなり低出生体重児や早産、流産の危険性を高めます。また、妊婦が受動喫煙することで、生後の赤ちゃんの乳幼児突然死症候群の発生リスクが約4.7倍、喘息や肺炎の発生リスクは1.4倍高まると言われています。
◆周囲の人への害
タバコの煙には主流煙(喫煙者本人の煙)、呼出煙(吐き出した煙)、副流煙(タバコの先から立つ煙)があり、有害物質が多く含まれているのが副流煙です。自分の意志とは関係なく吸い込んでしまう受動喫煙では、呼出煙と副流煙が混ざったものを吸うため、健康被害は喫煙者のものより上回るといわれています。
男性の習慣的に喫煙している者の割合
(特定健診受診者質問票より)
女性の習慣的に喫煙している者の割合
(特定健診受診者質問票より)
参照:滋賀県データヘルス計画 支援資料集
豊郷町は男性も女性もタバコを吸っている人は県内で一番多いです。
(参照より抜粋で掲載しております)
タバコを吸う本人だけでなく、大切な家族のためにも一度、禁煙について考えてみませんか?
問合せ:医療保険課保健師
【電話】35-8117
<この記事についてアンケートにご協力ください。>