豊郷小学校旧校舎群には国会議事堂に関するエピソードが2つあります。一つは昭和12年(1937)2月11日に行われた定礎式で、富士山を写した日本最初の「風景切手」と、昭和11年11月7日に竣工した大日本帝国議事堂(国会議事堂)「記念切手」が納められたことです。もう一つは伊藤忠兵衛から寄贈された群馬の画家・正田二郎作の油絵に国会議事堂が描かれていることです。この絵は貴賓室に飾られていました。
国会議事堂は富士山と同じく日本を代表するシンボルとして捉えられたのでしょう。日本一の小学校を目指すのに相応しいとされたのでは、と思われます。
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