昭和10年(1935)初代伊藤忠兵衛(1842~1903)の三十三回忌にその功績を偲び、豊郷村と丸紅の関係者からなる酬徳会によって八目の「くれない園」に忠兵衛の肖像をはめこんだ記念碑が建立されました。翌年4月19日に除幕式が行われ、豊郷小学校の児童たちも参列し、地域をあげてお祝いしました。祝宴には600名以上の関係者が集まり、音楽隊による演奏や餅まきなどが賑やかに行われました。
豊郷において、初代忠兵衛は特に教育の拡充に力を入れていたようです。現在は工事中ですが、「近江商人の典型」として、その功績はこの地で受け継がれていきます。
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