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赤こんリポート

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滋賀県近江八幡市

■世界に1つだけのキャラクターを粘土で作ろう!
馬場利男リポーター
武佐町の廣済寺本堂で粘土細工の講座が12月2日に行われ、地域の住民3家族が参加しました。
大阪芸術大学在学中からデザイナーとして活動されている、草津市在住の粘土造形作家・山本留美さんを講師に迎えました。参加者は用紙にこれから造るキャラクターを描いたあと、丸い粘土を下地に、カラー粘土を伸ばして貼ったり、細かく切ったり色づけしたりして、世界に1つだけのキャラクターを相談しながら、ワクワクして作り上げました。細かい所までこだわった作品は家庭で飾られ、一家の思い出になることでしょう。
会場を提供した廣済寺の武智子さんは「本堂前の庭は、春には桜の花が、秋にはイチョウの木が綺麗ですので、また見に来てください」と話していました。

■心に響くボーダーレス音楽
東恵子リポーター
どこか懐かしい音色が聴こえてきました。インドネシアの民族楽器「アンクルン」と、沖縄の「三線(さんしん)」が奏でる音楽でした。演奏しているのは、八幡西中学校1年・森下綾乃さん(左・アンクルン)と同校2年・安川慈恩(じおん)さん(右・三線)です。森下さんは学校の吹奏楽部でトランペットを担当。毎年3月に開かれる市内中学・高等学校吹奏楽部合同「7色の音楽会」に向け練習に励んでいます。陸上部に所属する安川さんは、夏季総体出場を目指し、日々練習を積み重ねています。いきいきと音楽のある暮らしを楽しみながら中学生生活を送っています。

■元旦にしか見られない景色 近江鉄道の心遣いに感謝
松村美沙枝リポーター
毎年八幡山ロープウェーでは、頂上で初日の出を楽しむ人のため、元旦のみ朝の6時から運行をしています。たくさんの人が夜明け前から山頂に向かい、今年も美しい初日の出を参拝することができました。
さらに、乗客には先着順で地元和菓子のプレゼントもありました。毎年のことなので「当たり前」と感じがちですが、年始の早朝に運行いただく心遣いに、改めてありがたみを覚えた元日でした。

■元気いっぱい、笑顔あふれる子どもたちの学び舎 フリースクール「Since」
渥美勉リポーター
フリースクールをご存じでしょうか。不登校の子どもたちに学習・教育・体験活動を行っている民間の施設です。安土駅から徒歩5分ほどにある「Since」もその1つ。滋賀大学教育学部出身で20代のメンバーが運営しています。拠点では、元気いっぱいに鬼ごっこする子、当番のお掃除を張り切って頑張っている子、ゲームに熱中している子など、学年も居住地もバラバラな子どもたちが仲良く楽しそうに過ごしていました。スタッフの門脇真斗(まなと)さんは「不登校の子が急増する中で、いろいろな選択肢があることを知ってほしい。地域の人にもどんどん参加してもらい、一緒に子どもたちを育てていけたらうれしい」と語ってくれました。定期的に誰でも参加できるイベントを実施しています。興味のある人はぜひ、参加してみてはいかがですか。

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