文字サイズ
自治体の皆さまへ

認定看護師通信

22/49

滋賀県近江八幡市

認定看護師
特定の看護分野で熟練した看護技術と知識を有し、日本看護協会の認定を受けた看護師のことです。今回は、糖尿病看護認定看護師が「血糖値スパイク」を解説します。

◆危険な食後の高血糖「血糖値スパイク」
日常生活の中で、血糖値は常に変動しています。通常この変動の波は穏やかですが、食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態を「血糖値スパイク」といいます。
血糖値スパイクは動脈硬化の原因になり、心筋梗塞や脳卒中、認知症を引き起こしやすくなります。
さらに、血糖値スパイク後の急激な血糖値低下のため、低血糖様症状(空腹感、頭痛、イライラ、集中力の低下)がおこることもあります。

◆~血糖値スパイクを起こさないための生活の工夫~
・バランスのよい食事…主食だけの食事は血糖値が上がりやすくなります。
・野菜から食べる…食物繊維を含む野菜などを最初に食べると、糖の吸収が穏やかになります。
・朝ご飯を抜かない…絶食後の食事は、糖の吸収が高まり、血糖値スパイクが起きやすくなります。
・ゆっくり食べる…ゆっくり食べることで、糖の吸収が穏やかになります。
・食後に体を動かす…運動によって筋肉への血流が増え、血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれ、血糖値スパイクが抑えられます。

問合せ:総合医療センター
【電話】33-3151(代表)【FAX】33-4877

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU