■新春名品展「蒲生郡古墨張り混ぜ屛風」
明治41(1908)年に蒲生郡勧業館(現在の近江八幡ユースホステル)が開設され、それを記念して作られたのが「蒲生郡古墨張り混ぜ屛風(びょうぶ)」だと考えられています。蒲生郡内の24町村から集められた、書や絵画含めて321点の作品を金地の屏風に貼り付け、六曲四隻(せき)に仕上げられた、非常に豪華な作品です。中には伴蒿蹊(こうけい)、西川芸々斎(げいげいさい)、原田柳外(りゅうがい)、岡田魯人(ろじん)、西川吉輔(よしすけ)といった近江八幡ゆかりの人物を含め、文人・商人・武士など301人の作品が見られます。今回は、全4点の屛風4隻を中心に、新たな収蔵品として、市民から寄贈を受けた、鶴や鐘馗(しょうき)など特徴的な模様の鬼瓦も5点を展示します。
日時:2月25日(日)まで午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
費用:一般300円、小・中学生200円
※2月5日(月)・13日(火)・19日(月)は休館します。
問合せ:かわらミュージアム
【電話】33-8567・【FAX】33-8722
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