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自治体の皆さまへ

市内の新たな魅力を発掘! 地域おこし協力隊を紹介します(2)

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滋賀県近江八幡市

■「アート」を通じ、交流の架け橋を作りたい
◇「BIWAKOビエンナーレ」に参加して
大学在学中に、BIWAKOビエンナーレ2010の学生スタッフ代表を経験しました。そこで、市内の景観保全や市民活動、アートによる地域活性化に興味を持ち、地域おこし協力隊を志望しました。

◇皆さんと一緒に作品を「つくる」
BIWAKOビエンナーレ運営サポートのほか、市民向け·子ども向けにアート鑑賞ワークショップを定期的に実施しています。文化芸術は精神的な喜びを感じるだけでなく、人生を豊かにし、人と人とが互いに理解し合うきっかけになると実感しています。今後は、鑑賞に加えて皆さんと一緒にヨシを使った作品などを「つくる」プロジェクトを実施する予定です。

●渥美勉(あつみつとむ)さん(38)
▽Profile
前住所:大阪府大阪市
前職:福祉関係、Webコンサルティング
趣味:写真、デザイン、料理
活動開始:令和4年9月~(2年目)

▽Message
旧市街地をはじめ、近江八幡には多くの文化芸術資源があります。
ぜひ、気軽にアートに触れてほしいです。

■「沖島」の人と一緒に成長していきたい
◇沖島で見た景色が忘れられなくて
「琵琶湖に浮かぶ有人島·沖島で民泊の管理人を募集」というキーワードにとてもひかれました。初めて訪れた時に見た、d橋から広がる琵琶湖は今でも忘れません。少しでも力になれれば、私自身も大きく成長できるかもしれない、と思い協力隊の道を選びました。

◇民泊「湖心-koko-」の経営と沖島の活性化
民泊の補助金事業からの自立化に向け、ソフト面·ハード面の両方から見直しを進めています。利用者が増えているので、2号店へ検討も進めたいと思っています。また、増えてきている空き家の片付けを行いながら、そこから出た不用品で蚤(のみ)の市を開催したいと考えています。

●橋本花菜子(はしもとはなこ)さん(30)
▽Profile
前住所:神奈川県横浜市
前職:アパレルメーカー、雑貨店の運営
趣味:読書、料理とカメラは勉強中
活動開始:令和5年5月~(1年目)

▽Message
野菜や魚を島の皆さんからもらっているうちに料理が趣味になりました。昔ながらの生活や自然が色濃く残る沖島に、一度遊びにきてみてください。

■「近江商人」として定住したい
◇滋賀県で地域の活性化の力添えを
学生時代に滋賀県で地域活性化プロジェクトに関わったことがありました。卒業後も、マーケティングの仕事をしていましたが、このスキルを生かした町おこしや、起業をしたいと思い応募しました。

◇あきんど道商店街で起業を
最初はコロナ禍で思うように活動できませんでしたが、徐々に知人が増え、特にあきんど道商店街の人との交流が深まりました。さらに、養蜂家との出会いもあり、昨年蜂蜜専門ブランド「RICHLABEL832」を立ち上げました。これからは近江商人と近江八幡を一緒に盛り上げていきたいです。

●谷口晟士(たにぐちせいじ)さん(30)
▽Profile
前住所:京都府京都市
前職:メーカーで商品企画とブランディング
趣味:Youtube、FPS
活動開始:令和2年3月~(4年目)今年の2月29日(木)で卒業

▽Message
今年の2月で協力隊としての活動は終了しました。この経験を生かし、これからは近江商人として近江八幡で頑張ります。

■活動紹介で、市民と交流
2月5日、本市で初めて協力隊員が一堂に会し、それぞれの取り組みについて皆さんに発表する「活動報告会」を市文化会館小ホールで開催しました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
◇第1部 ステージ発表
スライドや作成した動画、ホームページを使い、各隊員がこれまでの活動を報告。参加者はメモを取りながら熱心に話を聞いていました。

◇第2部 各隊員との座談会
各隊員と直接話しながら、活動内容についてより深く知ることができる座談会を開催。各ブースには、隊員が持ち寄った成果物が並びました。

▽参加した人から
・協力隊の人から直接、具体的な説明を聞けました。皆さんがすごく頑張っていることが分かり、これからも応援したいと思いました。
・普段生活しているだけでは気づかない、市の資源やポテンシャルを知ることができました。非常に有意義な時間でした。

問合せ:企画課
【電話】36-5527【FAX】32-2695

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