文字サイズ
自治体の皆さまへ

近江八幡市消費生活センター発 【今月のくらしの豆知識】

4/48

滋賀県近江八幡市

■SF商法(催眠商法)にご注意ください
◇事例
友人に誘われて、新しくできた店舗に行ったところ大勢の人が集まっており、販売員が巧みな話術で場を盛り上げていた。楽しい時間を過ごしつつ、格安の商品も買うことができるため、連日通っていると、親しくなった販売員から「腰痛が楽になる」と70万円の電位治療器を勧められ、深く考えずに購入を決めた。その後も販売員に勧められた健康商品などを次々購入していき、気が付けば貯金をほとんど使い果たしてしまった。

人を集めた会場で、商品を格安で販売して雰囲気を盛り上げ、来場者の気分が高揚して冷静に判断できなくなった状態で高額な商品を購入させる手口をSF商法(催眠商法)と呼びます。最近では高額商品の販売目的を隠し、比較的長期にわたって人を集め、時間が経ってから購入を勧めるという手法がみられます。この手法では、販売員が親しみを込めた言動で来場者の心理を巧みに利用し、「信頼関係」を築いたうえで高額商品の勧誘を行います。そのため契約した本人が疑いを持ちにくく、購入を重ねた結果、経済的に追い込まれてしまうという深刻なケースがみられます。
トラブルに遭わないためには、安易に会場に行かないことが大切です。最初は軽い気持ちでも、夢中になって大金をつぎ込んでしまう危険があります。また、契約した後でもクーリングオフや取り消しができる可能性があります。困ったときは消費生活センターに相談してください。

■消費者トラブルで困ったらご相談ください!
近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課内)【電話】36-5566【FAX】36-5553
消費者ホットライン【電話】188(いやや)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU