■琵琶湖に生える山
東知樹リポーター
7月4日の夕方、長命寺付近の湖岸へ取材に行きました。この日は久しぶりの晴れの日で、夕陽が湖面に反射してとてもきれいでした。また対岸は霧のようなものが立ち込めており、まるで湖から山が生えてきているような景色になっていました。近くにはまだ緑色のもみじがあったのですが、美しい夕焼け空を背景に見るもみじには、目を引かれるものがありました。水ヶ浜ではアジサイが咲いており、山からの連日の雨水が滴っていて、季節を感じる体験をすることができました。
■まちづくりの異業種交流 近江八幡市で初開催
松村美沙枝リポーター
6月21日、ひまわり館で「第1回まちづくり団体育成支援補助金採択団体交流会」が開催されました。「近江八幡をよりよい街に」という思いでこれまでに採択された団体を対象に、当日は27団体34人が集まり、お互いの活動内容の紹介や、テーマ別の意見交換などを行いました。
市内では子育て支援や環境保全、地域活性、歴史資産継承、障がい者支援など、さまざまな分野の団体が多数活動しています。「今日集まったご縁がつながり、地域課題解決をより進めていけたら」と期待の声が参加団体からあがっていました。
■西の湖で自然のヨシ観察
馬場利男リポーター
近江八幡市緑の少年団が安土BandG海洋センターで、西の湖に群生するヨシや野鳥を観察する研修会を6月22日に開催し、少年団14人、保護者11人、スタッフ6人、ポレポレ25カヌーチーム10人が参加しました。
団長のあいさつ後、全員でカレー作りの準備を行い、その後、カヌーチームの代表からパドルのこぎ方やヨシ巡りの探索について指導を受けました。少し風があるなか、指導員を先頭に1便と2便に分かれてカヌーで西の湖へ出発。ヨシの群生地近くは波も穏やかで、野鳥が居ないか1時間近く探索を行いました。探索が終了したころには、カレーはできあがっていて、全員でおいしい食事をいただきました。初めて参加した団員は、「カヌーは初め難しかったけど、慣れてきたら前に進むようになった。来年もやりたい」と話していました。
■もしものときに みんなで守る 備える 支えあう 消防団活動
山田恵美リポーター
市内では、消防団が1団12分団で活動しているのをご存じですか。各分団には消防ポンプ自動車、小型動力ポンプ、また沖島には消防艇が配備され、災害現場では防御活動にあたっています。女性団員4人が在籍するOFL分団(近江八幡ファイヤーレディース分団)では、防火訪問や火災予防などの広報・啓発活動を主に行っており、他分団と一緒に幼稚園や保育所などに訪問しています。
6月27日、安土分団とOFL分団が訪問したのは安土幼稚園。子どもたちに向けて防災紙芝居を読んだり、煙からの逃げ方、服に火がついてしまった時の対処法など、「みんなの命を守るためにたいせつなこと」を話したりしました。子どもたちは消防車の見学も行い、みんな興味津々でとてもうれしそうでした。
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