排尿は、私たちの生活と深く関係し、一人ひとりの尊厳や生活の意欲にも影響を及ぼす行動です。
本市では、誰もが気持ちよく排泄(はいせつ)できることで、本人の望む暮らしの維持向上を目指し、令和5年度から排尿支援プロジェクトを始めています。
◇こんな経験はありませんか?
・くしゃみをしたらおしっこが漏れてしまう
・夜に何度もおしっこがしたくなり目が覚める
・トイレに着くまでに漏れてしまう
・トイレのことが心配で外出が面倒になってきた
↓
おしっこの困りごとは、専門家の指導の下で適切な治療や処置を受ければ、改善や悪化を防止できるものもあります。一人で悩まず、まずは主治医へ相談してみましょう!
◇すきま時間でできる尿もれ対策(骨盤底筋体操)
尿もれは骨盤底筋の筋力低下によって引き起こされる症状です。骨盤底筋は、骨盤の下部に位置する筋肉の総称で、骨盤や内臓を支え、尿や便のコントロールをしたり、体幹を底支えするなど、「縁の下の力持ち」のような役割を担っています。
この骨盤底筋を鍛えることで、男女ともに尿漏れ・頻尿・便失禁などのトラブルを改善することができ、安定したからだ作りを行うことができます。
・椅子に座った姿勢で
・仰向けの姿勢で
・机を支えにした姿勢で
▽ポイント
(1)肛門や尿道付近の筋肉を意識しましょう。
(2)お腹に力が入らないように、おしっこを途中で止めるようなイメージで骨盤底筋をキュッと締めます。
(3)吐く息で5秒締める、吸う息で緩めるを10回1セット繰り返し行います。慣れてきたら締める時間を長くしましょう。
(4)骨盤底筋体操は毎日継続して行うことが大切です。
問合せ:長寿福祉課
【電話】31-3737【FAX】31-3738
<この記事についてアンケートにご協力ください。>