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自治体の皆さまへ

令和7年 新春トーク(1)

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滋賀県近江八幡市

近江八幡市長 小西 理
聞き手/近江八幡市広報番組「テレはち」キャスター 片山 むつみ

ーーはじめに、市民の皆さんに新年のごあいさつをお願いします。
市長:市民の皆さん、新年あけましておめでとうございます。昨年は非常に動きの多い年で、物価高、中でも生鮮食料品の値上がりなどで、本当に暮らし向きに苦労されたと思います。そのような中ですが、市民の皆さんの夢が少しでも実現できるように、本年も頑張って参りたいと思います。

■令和6年の実績
ーー昨年は、さまざまな子育て支援を実施されましたね。
市長:これまで高校生世代までの医療費無償化や、多子世帯への給食費減免など、経済面でさまざまな施策を行ってきましたが、昨年は「おむつおとどけみまもり便」を新たに始めさせていただきました。これは、経済面の支援だけでなく、子育て中で孤立しがちな保護者の悩みを、子育て経験のある宅配員に聞いてもらい、見守られているという安心感や、人と人のつながりを感じてもらうことを目的としています。さまざまな悩みを抱えているお父さんお母さんの情報交換の場や多様な相談先を、これからも作っていきたいと思っています。

ーー環境対策としては、どのようなことに取り組まれましたか。
市長:地球温暖化や水害、線状降水帯の発生など、環境問題が私たちの身近なものになっています。実際に、地方自治体に何ができるのかといったところから、家庭における太陽光パネル設置の補助金や、省エネ家電買い換えの補助金などを実施しました。またポイ捨て禁止条例を作らせていただきましたが、これは環境問題を自分のこととして考えてほしいとの思いからです。これを機会に、市民の皆さんの環境への関心が高まればいいと思います。

ーー昨年10月には、待望の市立武佐診療所が開所しましたね。
市長:武佐学区には以前、3軒ほど医療機関があったのですが、約10年前に最後の医療機関が廃業されて、しばらくは無医の状態でした。地元にお医者さんがいないと不安だという声を聞いていたのですが、今回、医療センターを含めてさまざまなご協力を得られ、ようやく診療所を開所することができました。これからの時代は、効果・効率だけではなくて、安心感など、市民の皆さんの心の部分をしっかりと行政として寄り添っていくことが必要だと思います。そういう意味で、非常に大きなプロジェクトでした。

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