補助犬は、目や耳、手足などが不自由な人のお手伝いをする「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことです。障がいのある人の自立と社会参加を支える大切なパートナーであり、ペットではありません。身体障害者補助犬法に基づき特別な訓練を受けており、社会のマナーが守れ、衛生面も管理されているので、公共施設や公共交通機関、飲食店など、さまざまな場所に同伴できます。
◇盲導犬
目が不自由な人が安全に歩けるよう、交差点や段差で止まったり、障がい物や車の接近を教えたりします。体にハーネスをつけているのが特徴です。
◇介助犬
手足が不自由な人が落とした物を拾ったり、ドアを開けたり、電気をつけたり、障がいに応じて活動します。
◇聴導犬
耳が不自由な人に、ドアチャイムや電話の呼び出し音、非常ベルなど、生活に必要な音を知らせます。
◆補助犬の同伴が可能です
「身体障害者補助犬法」では、公共施設や公共交通機関、不特定多数の人が出入りする民間施設などに、補助犬同伴の受け入れを義務付けています。しかし、ほかのお客様への配慮などを理由に、補助犬の同伴を断るという対応も見られます。法律や補助犬の役割について理解し、温かく受け入れてください。
◆まちで出会ったら
補助犬はハーネス(胴輪)や胴着に、右記のような「介助犬」などの目印をつけています。
まちで表示をつけている補助犬は仕事中です。声をかけたり、触ったり、食べ物を与えたりせず、温かく見守ってください。
問合せ:障がい福祉課
【電話】31-3711【FAX】31-3738【ホームページID番号】6801
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