■ネットで見つけた修理サービスで高額請求
【事例】
自宅のトイレが詰まったので、インターネット広告に「950円~」と記載があった事業者に連絡した。作業員が来て、高圧ポンプで10分ほど作業をしたが解消されず、「便器を外して配水管を確認すると5万円ほどかかる」と言われて了承。さらに「通貫作業に20万円ほどかかる」と言われて応じた。作業後は35万円の請求書を渡され「現金で支払えば30万円にする」と言われたため、ATMで現金を引き出してすぐに支払った。しかし、改めて考えたら高額すぎると思い、後悔している。
【アドバイス】
想定外の作業を要求され、広告とかけ離れた料金を提案されるなど、少しでも不安に感じたら作業を断るようにしましょう。また作業後に高額請求を受けた場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを示し、その場での支払いをきっぱり断りましょう。
訪問販売では、消費者が事業者に訪問を求めた場合は、クーリングオフが認められないことがあります。しかし、広告と実際の金額が大きく異なり、もともと高額な契約の意思を表示していなかった場合は、クーリングオフできる可能性があります。また、水回りなどの修理は、契約している火災保険が使える場合もあります。自身に適した事業者を選びましょう。
■消費者トラブルで困ったらご相談ください!
近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課内)
【電話】36-5566【FAX】36-5882
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
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