キリスト教の伝道、教育、建築、医療などの分野で市内外を問わず活躍した、本市の名誉市民である「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(日本名:一柳米来留(ひとつやなぎめれる))」が明治38年に来日して、今年で120年になりました。
今年は大阪で万博、滋賀で国スポ・障スポが開催されるなど、国内外から注目を集める大きなイベントがあります。これらを機会に新たな視点や発想を取り入れ、ヴォーリズの魅力を再確認・再発見しようと、「バンザイなこっちゃ!」協議会が発足されました。今後、さまざまな記念事業が実施される予定です。
◆〔2月2日〕基調講演「いま、なぜヴォーリズさんなの?」
記念事業の第1回目は、神戸女学院大学名誉教授の内田樹(たつる)さんを講師に招き、基調講演が行われました。県立男女共同参画センターで行われたこの講演は、県内外からあわせて500人以上が参加。講演では内田さん自身の体験をもとに、「教育施設」としての設計思想を述べ、「ヴォーリズ建築は、『声』と『好奇心』を大切にした設計であり、学び舎(や)が人を作ると感じました」と話していました。講演会の後半には、元関西学院院長の田淵結(むすび)さんなどを交え、トークセッションも行われました。
◆講演会は続きます!ぜひご参加ください♪
4月26日(土) 乙女建築なヴォーリズさん
5月31日(土) 世界の中心でヴォーリズサミット
7月19日(土) ヴォーリズさんのびっくりポン!
9月20日(土) ヴォーリズさん、満喜子さんをドラマに!
12月7日(日) 愛と平和に満ちた共に生きる社会をめざして
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
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