市では1年間にどれだけの予算を使って、どのような事業をしているのかを市民の皆さんにお知らせしています。今回は令和5年度(令和5年4月1日~令和6年3月31日)の決算の状況などについて説明します。
■令和5年度の一般会計決算
●歳入総額293億3,602万円(対前年度比110.87%)
○市税の内訳
項目/金額
市民税:37億8,346万円
固定資産税:50億5,104万円
たばこ税:3億2,745万円
軽自動車税:1億6,949万円
都市計画税:4億1,595万円
●歳出総額283億9,389万円(対前年度比112.06%)
●性質別歳出
○用語解説
市税:市に納められる市民税や固定資産税などの税金
市債:市が公共事業等を行うための財源として国や金融機関から借り入れたお金
国・県支出金:市が行う特定の事業に対する財源として国や県から入る補助金などのお金
地方譲与税・交付金等:国税や県税などの徴収金の一部を、市に譲与または交付されるお金
負担金・使用料等:学校給食費、保育所の保育料、市営住宅使用料など利用・使用に係るお金
財産収入・繰入金等:市有地の貸付収入や預金利子、基金(積立)からの取崩しなどのお金
諸収入:他の収入に含まれないもので、文化・スポーツ振興事業収入などのお金
■令和5年度の特別会計決算
■基金(貯蓄)と市債(借金)
○基金(貯蓄)の年度末現在高
○市債(借金)の年度末現在高
※臨時財政対策債とは?
国の地方交付税への財源不足対策として、本来地方交付税で交付されるものの一部を地方債(臨時財政対策債)として市が借り入れます。その償還(返済)については、後年度にその全額が地方交付税で措置されます。
□「基金」と「市債」
基金や市債は、施設の整備など、一度に多額の財源を要するときに必要なもので、いずれも世代間の負担の公平性と年度間の財源の調整を図る機能を持っています。
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