このコーナーは広聴制度「市長への手紙」で寄せられたご意見・ご提案等を掲載しています。
■ご意見
昨年の台風接近の時、避難勧告が出たと思いますが、私たちの最寄りの避難場所がさくらばさまこども園になっております。市の担当者の方に電話でお聞きしたところ、「そこは避難の準備ができてないので、久野部の方に行ってください。」とのことでした。
野洲市は被害を被るほど大きくは無かったのが幸いでした。万一避難する時、私たち高齢者は遠くまで行けません。(夫婦共に高齢者)
どうすれば安全に過ごせるのでしょうか?方法を教えてください。また、さくらばさまこども園が指定避難場所となっておりますが、上記のようであれば取り払うべきと考えます。
■回答
昨年の台風襲来時は、野洲市からは高齢者等避難などの避難情報は発令しておりませんが、台風接近で不安な思いをされている方を対象に、自主避難所を開設しました。
野洲市が指定する避難所は、全34箇所ありますが、その開設については、災害の状況や、施設の地理条件、施設の利用用途、収容人数など全体を考えて総合的に判断し、避難所の開設数と場所を決定していますので個別の状況においては充分でない場合もあると思います。さくらばさまこども園の指定避難所の指定につきましては現状のとおりとし、今後も必要に応じて避難場所として使用させていだきますのでご了承ください。
避難については、必ずしも避難所に行くことだけが避難ではなく、自宅内の高い場所に移動すること、山から離れた部屋で過ごす等の方法により危険な場所から避難をお願いしたいと思います。
防災マップで自宅が土砂災害等の恐れがある地域にお住いの方は、早めにご近所の家や、自治会館などへの避難ができるよう、地域の皆様が助け合って災害から身を守ることについて日頃から話し合っていただきたいと思います。
なお、野洲市では、一人で避難することが困難な方のために、本人とその支援者が事情に合わせた避難計画(個別避難計画)を作る仕組みがありますので、計画作成のご希望がある場合は、社会福祉課にお問合せいただきますようお願いします。
問い合わせ:広報秘書課
【電話】587-6036【FAX】586-2200
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