■家光の足跡(そくせき)、永原御殿跡で(4月21日永原)
史跡永原御殿跡の発掘調査現地説明会で江戸幕府第3代将軍・徳川家光が永原御殿に宿泊した際に寝室となった「御休息所(ごきゅうそくじょ)」跡を公開し、市内外から約50人が参加されました。
令和5年度の発掘調査で、永原御殿が建築された当時の平面図(「指図(さしず)」)どおりに建物の柱跡が発見され、図面の状況から、家光本人の寝室の部屋の位置までが特定されました。
当日は雨の中での開催となりましたが、参加者は、妓王まちづくり推進協議会の皆さんから振る舞われた温かいコーヒーを片手に、歴史に思いをはせていました。
■地域に花と緑のやすらぎを(4月12日市役所)
近江富士さくらの会が、地域に密着した社会貢献活動を称えられ、(公財)滋賀県市町村振興協会からおうみ社会貢献賞を受賞されました。
同会は30年前に近江富士団地の周囲約1kmにソメイヨシノを植え、良好な住環境づくりと心のふれあいを目的に育成などに取り組んでおられます。植樹当初は指のように細かった桜の木が、今では60cmほどにまで成長し市外から花見客が訪れるほど見事な桜並木となっています。
会長の野阪(のさか)圭司(けいじ)さんたちは「桜をみて喜ぶ人の姿を見ると嬉しい。この先も会の活動を継続させ、30年の歴史をつないでいきたい。」と語っておられました。
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