「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が昨年6月16日に公布となりました。国民の間に広く認知症についての関心と理解を深めるため、9月21日は認知症の日、9月は認知症月間となっています。
本市でも、高齢化に伴い、令和7年には65歳以上のうち約5人に1人が認知症となる見込みです。認知症は脳の病気によるもので、誰もがなる可能性があります。
市では、認知症の人が住み慣れた地域で自分らしく暮らせるまちをめざし、さまざまな啓発を行っています。
◆オレンジガーデニングプロジェクト写真展
日時:9月14日(土)~16日(祝) 施設の営業時間中
場所:平和堂アル・プラザ野洲1階セントラルコート
内容:市内各所におけるオレンジガーデニングプロジェクト(※)の取り組みの様子の写真紹介、認知症に関するリーフレット等の展示
(※)オレンジガーデニングプロジェクトとは、認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色の花をみんなで咲かせて、認知症について考えるきっかけにする取り組みです。花を育てている様子を写真に収め、SNSなどを通じて市内外に発信していただいています。詳細は市ホームページをご覧ください。
◆啓発イベントの開催
日時:9月15日(日)午前10時30分~午後2時
場所:平和堂アル・プラザ野洲1階セントラルコート
内容:
・ロバ隊長(認知症サポーターのマスコット)のプラバン作り
・認知症に関するクイズなど
■認知症キャラバン・メイト養成講座のご案内
~地域で活動をしてみませんか?~
市の認知症キャラバン・メイトは「認知症みんなで支えたい♡やす」の愛称のもとに、ボランティアで認知症サポーター養成講座(※)の講師役や、認知症啓発イベント等の企画運営などの活動を行っています。
今回、湖南4市で新たなキャラバン・メイトの養成講座を開催しますので、認知症のことに興味や関心があり、地域で活動をしたいと考えている人はぜひ受講してください。
(※)認知症サポーター養成講座とは、認知症の基礎的な知識について、みんなで学ぶ学習会です。
日時:10月31日(木)午前9時45分~午後4時35分(受付/午前9時30分~)
場所:総合防災センター2階研修室(辻町488)
駐車場は、野洲図書館駐車場をご利用ください。
対象:一日を通して受講でき、実際の地域活動(※)に参加できる人、先着40人
(※)小学校や各地域などで実施している認知症サポーター養成講座への協力や定例連絡会への出席など
内容:
・第1部 講義「認知症を理解する」/藤本直規さん(藤本クリニック院長)
・第2部 グループワーク/「認知症の正しい理解を広めるために…「キャラバン・メイトとしてできることを考えよう」」
受講料:無料
申し込み:10月10日(木)までに高齢福祉課・地域包括支援センター
問い合わせ:高齢福祉課・地域包括支援センター
【電話】588-2337【FAX】586-3668
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