このコーナーは広聴制度「市長への手紙」で寄せられたご意見・ご提案等を掲載しています。
■ご意見
野洲駅と新病院を結ぶバス経路に野洲図書館を加えてください。目下の案は、2つの間を平日午前のみピストン輸送することとなっています。
図書館は地の利が悪く、慢性的に交通の便を確保できぬ悩みを抱えています。今後、免許証を返納する高齢者が増えることは確実です。経路に図書館を加えることで、図書館を利用していた人たちの交通の便を確保できます。懸案の小・中学生の交通の便も確保できるでしょう。図書館近辺には、健康福祉センターやシルバー人材センターの公共機関もあります。1時間3本(原案)の内、1本だけでも図書館経由としてください。
最後に平日午後、土曜・日曜日、祝日の便を加えることも併せてご検討ください。
■回答
○病院事業管理者からの回答
駅と新病院をピストン輸送する交通の目的は、通院支援で、基本的に「患者」さまが乗車されます。利用者の中には、定期受診や検査目的の通院で比較的元気な人もおられるかも知れませんが、体調が優れない人や長時間の乗車に苦痛を感じる人を想定するところです。従いまして、目的地間の往復のみとする考えです。
○市長からの回答
主に日中の買い物や通院等にご利用いただくための交通手段として、公共交通空白地における公共交通確保のため、市がコミュニティバスを管理運営しており、日曜日、祝日および年末年始を運休日としています。
これまでから、市内の移動手段としてコミュニティバスの増便など、順次利便性を高めるための見直しを図っております。
しかし、令和5年度においてコミュニティバスの運行にかかる経費として1路線当たり約1,000万円、全コースでは約7,400万円を支出しており、これにかかる経費は年々増大しています。
近年の運転手不足による労働者の確保、勤務形態など委託会社における運転手労務管理などの運営にも多大な影響が出ますこと等から、運休日の見直しは困難ですが、新病院開院に併せて、コミュニティバスの再編を予定しております。
問い合わせ:広報秘書課
【電話】587-6036【FAX】586-2200
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