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農作業事故を防ぎましょう!~令和5年春の農作業安全確認運動

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熊本県あさぎり町

毎年、農林水産省では、春(3~5月)と秋(9~10月)を重点期間とし、農業機械作業の事故防止に向けた安全確認運動が、全国各地で推進・展開されています。
農作業死亡事故件数は、2009年の409件以降、徐々に下降を続け2021年は242件(※令和2年と比較し28件減少)でした。
また、65歳以上の高齢者の割合が約85%を占めており、人口減少と高齢化の進行が死亡事故発生リスクを押し上げていると考えられています。
一方で、離農につながるような後遺症を残す負傷事故も含め若年層を中心に負傷事故の発生率は増加傾向にあります。今後数十年にわたって地域農業を担うはずの若年層を事故で失うことは、農業の未来を失うことに他なりません。
事故の程度の差や年齢層に関わらず、農作業事故は日本の農業全体にとって解決すべき重大な問題です。ほとんどの農作業事故は「うっかり」「操作ミス」「高齢」といった人的要因のみではなく、同時に「機械・器具等」「作業環境」「作業・管理方法」の各面の要因も重なって発生しています。
危険な要因は普段の農作業環境に潜んでいます。事故防止に向けた第一歩として、農業機械の定期点検の実施やゆとりをもった作業計画、作業環境(ほ場、施設)の危険箇所の改善等に取り組みましょう。

問い合わせ:農林振興課
【電話】45-7218

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