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自治体の皆さまへ

人が輝き、心かよう町づくりを目指して

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熊本県あさぎり町

■就任のごあいさつ
あさぎり町長 北口俊朗(きたぐちしゅんろう)
4月27日にあさぎり町長に就任しました北口俊朗です。
このたびの町長選挙におきまして、たくさんの人たちのご支持、ご支援をいただき、大役を務めさせていただくこととなり、課せられた使命と責任の重さに身の引き締まる思いとともに「人が輝き、心かよう町づくり」の実現に向け、全力でとりくんでいきます。
今、あさぎり町を取り巻く状況は、国、県の状況とも相まって、さまざまな困難に直面しています。ただ、こうした困難な状況にある時ほど、行政の真価や底力が問われるものであり、乗り越えるためのたゆまぬ努力を続けていかなければ成らないと認識しています。
地方自治の一番の存在意義は、そこに住む人々の生活を支えることです。そのために、選挙戦で掲げた5つの重点政策の実現を目指します。

■北口町長が掲げる5つの公約
01.子育て世代の経済的負担の軽減
02.高齢者が元気になる町づくり
03.安心・安全に暮らすことができる町づくり
04.地域の産業が元気になる町づくり
05.未来につながる健全な財政運営

▽01.子育て世代の経済的負担の軽減
子どもたちは、次代を担うかけがえのない存在です。子どもたちが夢と希望を持ち、健やかに育つことは、あさぎり町の未来であり希望です。子どもの健全な成育を実現するために、学ぶ環境や費用面の援助、情報やサービスを提供していきます。
・小中学校給食費と保育料の無償化を実現します。
・給付型奨学金を創設します。
・子ども医療費の窓口負担を無くします。

▽02.高齢者が元気になる町づくり
高齢化による福祉関連費用の増大などが町の課題となっています。しかし、団塊の世代をはじめ、能力を活かせる元気な高齢者が増えることは、地域の活動を活性化し、より住みよい町をつくることにもつながります。
・運転免許証を返納された高齢者などへの支援策として福祉タクシー制度の見直しを行います。
・高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくための生活支援サービスの拡充をします。
・高齢者の経験や能力を活かした活動を支援します。

▽03.安心・安全に暮らすことができる町づくり
コロナ禍により、人との距離を取ることが求められ、各種行事が中止となり、地域の人と人とのつながりが希薄になってきています。生活交通の確保など、住み慣れた地域で安心して暮らすために必要な機能整備を進め、生活基盤や地域の防災力の向上を図ります。
・緊急性の高い上水道事業の整備を進めます。
・地域医療の確保のため、公立多良木病院の健全運営を支援します。
・減少している消防団員の確保に向けた団員待遇の改善、併せて球磨人吉管内の消防組合を統合し、救急医療体制の充実を図ります。

▽04.地域の産業が元気になる町づくり
現在の社会情勢は、物価や、電力・燃料価格の高騰、労働力不足により農林商工事業者が厳しい状況に追い込まれています。特に農業においては、高齢化や後継者不足により耕作放棄地が増加する悪循環で、農地は地域の治水や環境システムの維持といった多面的な役割を果たせなくなってきています。地域の産業が元気になる町づくりを実現すべく、成長の下支えと成る政策を展開します。
・急激な物価高騰などに迅速に対応し、農林商工業の担い手従事者の確保によって、地域産業の維持継続ができる環境を守ります。
・能力、技術向上のための資格取得への支援を行います。
・情報デジタル化社会の進展に対応するため、インターネット環境を改善、充実させます。

▽05.未来につながる健全な財政運営
今後想定される上下水道整備や物価高騰など、財政需要の高まりも想定され、選択と集中による事業の見直しを図りながら、引き続き持続可能な財政運営を行っていく必要があります。

▽おわりに
これまでの良いものは継承して、変えるべきところは改善していきますが、みなさんの共感をいただかないと実現できないことでもあります。ですから、みなさんとの信頼関係は不可欠であり、最も大切なことであると思っています。みなさんの声に真摯に向き合い、心が通じ合う行政運営を目指していきます。
これからの4年間、みなさんのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いします。

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