令和5年度の一般会計および特別会計の決算が令和6年9月議会で認定されました。財源の状況とお金の使い道を一般会計を中心に説明します。
A:町税12億9,365万 9.3%
B:分・負担金、使用料・手数料1億6,125万 1.2%
C:繰越金9億5,206万 6.8%
D:財産収入、寄附金、諸収入4億2,657万 3.1%
E:繰入金8億2,603万 5.9%
F:地方譲与税・交付金5億5,912万 4.0%
G:地方交付税51億5,138万 36.8%
H:国庫支出金19億384万 13.7%
I:県支出金12億870万 8.7%
J:町債14億6,280万 10.5%
合計:139億4,540万 100%
A:人件費15億5,888万 12.2%
B:扶助費21億591万 16.5%
C:公債費11億6,834万 9.2%
D:物件費17億952万 13.5%
E:維持補修費1億460万 0.8%
F:補助費等21億445万 16.6%
G:積立金9億7,397万 7.6%
H:投資及び出資金1億3,757万 1.1%
I:繰出金7億6,982万 6.0%
J:普通建設事業費17億9,438万 14.1%
K:災害復旧事業費3億631万 2.4%
合計:127億3,375万 100%
■決算の状況
一般会計の決算総額は、歳入が139億4,540万円、歳出が127億3,375万円で、歳入歳出差引額は12億1,165万円となりました。歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源3億7,617万円を控除した実質収支は、8億3,548万円の黒字となりました。
■歳入(入ったお金)
自主財源は36億5,956万円で、町税は1,781万円の増収、繰越金は1億332万円の増額、繰入金については、特定の目的を持った基金から5億198万円取り崩しを行い各事業の財源へ、また財政調整基金を3億円取り崩し財源の確保を行いました。ふるさと寄附金は1億873万円の寄附がありました。
依存財源は102億8,584万円で、地方交付税は前年度に比べ9,640万円の増額となりました。前年度に引き続き、第二庁舎建設事業、あさぎり中学校長寿命改修事業、除却事業などで借りた町債が14億6,280万円となり前年度より6億840万円の減額となりました。
■歳出(使ったお金)
義務的経費は48億3,313万円で、価格高騰に伴う低所得世帯支援関連事業などで1億1,047万円の増額となりました。
任意的経費は大型事業である第二庁舎建設事業、あさぎり中学校長寿命改修事業、公共施設の除却事業などの大規模な公共事業の実施により、普通建設事業は17億9,438万円となり、地方債の残高が令和5年度末時点で前年度より3億3,773万円増の113億8,047万円となりました。
■まちの決算を町民一人あたりで見ると・・
収入:98万円(139万円)
支出:90万円(128万円)
※( )内の数字は特別会計を含めたもの
議会費:1万円
総務費:20万円
民生費:26万円
衛生費:6万円
農林水産業費:7万円
商工費:1万円
土木費:7万円
消防費:3万円
教育費:9万円
災害復旧費:2万円
公債費:8万円(2万円)
貯金:72万円
借金:80万円(17万円)
※一般会計のみを対象とし、令和5年度末人口(14,185人)で割った金額です。
※( )内の数字は、国からの財政措置(交付税)見込額を差し引いた町の実質負担額をもとに算定した金額です。
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