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自治体の皆さまへ

VOICE(ヴォイス)人が輝き心かよう町づくり 町長からのメッセージ

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熊本県あさぎり町

この度、あさぎり町役場第二庁舎が落成しました。
第二庁舎建設に至りました経緯は、近年、全国各地で地震や台風、集中豪雨などの自然災害が猛威を振るい、本町でも南海トラフ地震や人吉盆地南縁断層など大規模災害の発生が懸念されている中、防災に関する中核拠点施設として、地域の連携強化、地域防災を担う人材の育成など、地域防災力の向上を図り、災害に強いまちの形成を推進することと、町村合併をして21年が経過して、機能が分散したままでした議会議場、議会事務局及び免田総合福祉センター内で業務を行ってきた各課の機能を集中させることで、より業務の効率化を図ることを目的に複合施設として整備しました。
町では、出水期に備え、5月の中旬より防災意識、知識の向上のため、豪雨対応訓練、危機管理学習会、防災会議等を開催してきました。
危機管理学習会では、防災講話を球磨村と人吉市の防災対策官をお招きして、令和2年7月豪雨の体験談を交えて教訓の一端を聞く機会がありました。時系列で刻一刻と変化していく状況説明が、現場にいるような感覚にさせられました。集中豪雨や台風については、気象庁などの情報から予想ができるので、共助の力での早めの避難を促していくことの重要性を再確認しました。
これまでの防災学習、訓練において、公助の役割と限界、自助・共助の重要性をお伝えしてきましたが、今年の元日に発生した能登半島地震など、身近にいつ起きるかわからない自然災害に対応できる知識や行動を、私たち一人ひとりが常に意識していなければならないと思っています。
町は地域防災計画に基づき、各防災関係機関及び町民の皆様と防災体制を確立し、安心・安全に生活できる基盤を築き上げたいと思っています。
※町長の記事は奇数月号に掲載していく予定です。

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