■転倒にご注意ください。まずは「転びにくい環境づくり」
高齢者の転倒は、重大な骨折につながります。令和元年国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、「転倒・骨折」は介護の原因の中で4番目に多いと言われています。上天草市でも同様に、介護の原因に占める「転倒・骨折」の割合は大きく、後期高齢者の入院医療費※1も、「骨折」が1位となっています。
「転倒」により緊急搬送された高齢者のうち、56%※2が自宅周辺で転倒しています。家の中は、危険がいっぱい!?まずは、転びやすい場所を知りましょう。
▽転びにくい環境づくり
・夜間電気をつけずにトイレに行くなどは大変危険です。照明を付けましょう。
・床のものが片付いていないと躓いたり滑ったりするリスクが高まります。日頃から片付けましょう。
・キッチンやお風呂場などの濡れやすい場所は滑りやすいので注意しましょう。手すりを付けるなどもお勧めです。
・コード類は引っ掛かりやすいので、まとめて固定しましょう。
・絨毯やマットがめくれていると躓きやすいため、固定するなど注意しましょう。
※1:KDBデータ「後期高齢者医療1保険者当たり疾病別入院医療費点数」より
※2:東京消防庁「緊急搬送データから見る高齢者の事故」より
出典:熊本県国保・高齢者医療課「家の中でも外でも転倒にご注意ください。」
問い合わせ先:高齢者ふれあい課地域包括支援係
【電話】0969-28-3378
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