キバッ輝ヒト(61)

1／46

■須﨑華音(すざきかのん)さん(18歳)大矢野町登立

▽次なる目標へ「経験を生かして」
須﨑さんは、8月13日(日)に北海道で開催された全国高校総合体育大会(インターハイ)の重量挙げ女子71kg級に出場され、見事3位に入賞されました。
須﨑さんが出場された重量挙げは、床に置いてあるバーベルを一息で頭上まで持ち上げて立ち上がる「スナッチ」と、1回目でバーベルを肩の高さまで持ち上げ、2回目で肩から一気に頭上まで持ち上げる「ジャーク」をそれぞれ3回ずつ行い、成功した重量の合計で勝敗を決めるものです。
須﨑さんが重量挙げを始めたきっかけは、高校入学時のウエイトリフティング部の体験入部で重量挙げを体験し、重量挙げという競技が「人と対面して戦う競技」ではなく「自分自身と戦う競技」であることに魅力を感じ、ウエイトリフティング部への入部を決断したそうです。
入部後、懸命に努力する須﨑さんですが、元々足首が固く思うようにバーベルを挙げることができなかったり、60kgから80kgのバーベルを持ち上げるため腰痛に悩まされたりと、度々スランプがあったそうです。
それでも諦めず、高校3年間、ウエイトリフティングを続けてこられたのは、「常日頃から食事管理などをサポートしてくれた家族や、熱意をもって指導していただいた学校関係者の方々の支えがあったから」と話されました。
今回のインターハイで素晴らしい結果を残した須﨑さんですが、全国の強豪大学からの勧誘を断り、高校卒業後は、「以前から憧れていた母親と同じ看護師を目指したい。重量挙げで培った体力や全国大会などでプレッシャーに打ち勝ってきたメンタルを看護師の仕事に生かしたい。」と話されました。

■「キバッ輝ヒト」を募集します!
新しいことに挑戦している人、賞を受賞した人など上天草市で頑張っている人を募集します。本市在住であれば自薦・他薦、ジャンルなどは問いません。詳しくは総務課秘書広報係までご連絡ください。

問合せ：総務課秘書広報係
【電話】0964-26-5525