上天草総合病院だより

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■がんサロン
がんサロンを再開します。
日程：12月・3月
詳しい日付・時間等は近づいてからお知らせします。

問い合わせ先：がんサロン事務局(地域医療支援課)堀江・森口
【電話】0969-62-1122(代表)

■診療案内

・診療受付時間は、午前8時30分から午前11時30分までです。
・火曜日の整形外来は午前10時50分から診療開始です。
・歯科口腔外科は月～金の午後も診療を行います
・脳神経内科は予約制の診療(午前)となります。
・脳神経外科外来は月2回(第2,4水曜日)の午後2時より診療を行います。(予約制です)
・泌尿器科は毎週火曜日と金曜日に診療を行います。
・診療案内は都合により変更となる場合があります。ご了承ください。

■創立59周年記念式典に寄せて
総務課　井賀寿
上天草総合病院は、昭和39年7月16日、龍ヶ岳町をはじめ天草上島の地域住民の健康と尊い生命を守るため、「国民健康保険龍ヶ岳町上天草病院」という病院名でベッド数70、医師4名、3診療科(内科、外科、産婦人科)の病院を開設し、今年で59周年を迎えることができたことから、7月19日(水)に当院の創立59周年記念式典を開催しました。式典では、岸川病院事業管理者や脇田病院長の式辞、永年勤続表彰(10年、20年、30年、40年)、奨励賞表彰および学会優秀賞表彰を行いました。
式典の中で、病院事業管理者からは、「企業が長くあり続けるのは、過去の成功だけにとらわれず、時代と共に変化していくからこそであり、当院もこれまで変化してきたからこそ、今を迎えている。」と話されました。この言葉の背景には、当院は、昭和39年の開設後、昭和47年の天草大水害による病院の大破などの苦難を乗り越えながら、看護学校、健康管理センター、訪問看護ステーション、居宅介護支援センター、歯科保健センターの併設などを経て、平成16年には4町の合併に併せ「上天草市立上天草総合病院」に名称を変更し、現在は、天草上島の中核病院に至った経緯があります。
また、病院長からは、当院の開設時の病院名を決める際、病院名に「カミアマクサ」という呼称を使用することについて、当時、初代院長の岡崎先生が「世間一般の人は、「天草」は知っていても、龍ヶ岳はほとんど知らないので、医療の専門職を確保するためにも、「上天草病院」という病院名にしたい。」と提案されたが、それに反対する意見もあり、当時は激しい議論が行われ、最後は龍ヶ岳町長の決断で「上天草病院」という名称になったと話されました。世は流れ、平成の大合併で龍ヶ岳町は上天草市となった現在、初代院長の岡崎先生の先見の明には恐れ入る次第です。
最後に、当院は現在、災害発生時の医療救護の拠点となる災害拠点病院として、更には、へき地医療拠点病院としてへき地の診療所へ医師を派遣し、地域医療の提供体制に努めているところです。これまで上天草総合病院の歴史を築いてこられた諸先輩や地域住民の皆さんに感謝し、当院の理念である「信頼される地域医療」を実践するため、これからもこの地域だからできる思いやりの医療やケアに取り組んで行きます。